黒の衝撃

こんにちは。

スタッフの豊田です。

私の好きなアパレルのブランドに『コム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)』というものがあります。フランス語で「少年のように」という意味です。

1969年に川久保玲が製造・販売を始めた、日本のプレタポルテブランドです。

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『コムデギャルソン』は1982年にパリコレデビューを果たしますが、そこに当時のファッションとして、タブーとされていた「黒」を持ち込みます。穴の空いたボロ切れのようなもので、サイズ感もだぼだぼだったそうです。

それが、『黒の衝撃』と呼ばれています。

現在、モード系のイメージが「黒」だというのはそこからきてるような気がします。

私が『コムデギャルソン』と出会ったのは、8年前くらいで、当時、靴を探して旅をしてました。散々、見て履いて回った結果、靴は「Dr.Martin」に落ち着いたのですが、その間に偶然『コムデギャルソン』のお店を知りました。

お店に入って、率直な感想は、

・変な服ばかり

・高すぎる

の二つでした。しかし、『梅田スカイビル』で感じたような、体に電撃が走る衝撃のようなものも同時に感じました。

今となっては、完全に虜になってます。

他のブランドにはない、どこか惹きつけられるような感覚があります。

旅の中で、『コムデギャルソン』を好きな友人を見つけることもできました。その人は、当時、ローンで買ってました。服をローンで、です。

服に対する考え方が、180度変わったような気がしました。

2014年に『拡張するファッション』という展示会が私の地元の香川県の丸亀、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で行われていました。

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そこで学んだことは、「ファッションはコミュニケーションツールの一つである」ということです。

実際に、新しい人と着ているものを介してコミュニケーションが生まれることが多いです。なるほどな。といつも思っています。

「良いもの」=「売れる」訳じゃない世の中だと思いますが、本当に良いものは作り手の血と汗と、涙の結晶のようなもので、想像を絶する苦悩の先に出来上がるもので、その結果、どうしても高くなることを忘れずに、何かの手違いで、それを手に入れることができたのなら、大切に使い、真剣に向き合っていきたいと思いました。

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豊田洋介

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