2024年 2月 の投稿一覧

交野の家 さまざまなマド

こんにちは、スタッフの森岡です。

交野の家は大工工事が進んでいます。

さて、この家の特徴はさまざまな「マド」にあると思っています。

もちろん、南側にある大きなマドからはおひさまの日がたくさん入るのですが、景色の切り取られかたはリビングからの表情と2階からの表情、また寝室からの表情で異なります。

先日はお施主さんとどこからの見え方が好きかお話しをしました。

こんなお話ができるのは何とも嬉しいことですね。

あとは、室内にも素敵な「マド」があって、こちらはまだお楽しみの状態。

これはお施主さんの希望なのですが、この家の見どころの一つになることは間違いなしです。

(今は棟梁のメガネケース置きとしてフィットしております。笑)

また、マドを綺麗にみせるためにはマド周りもとても重要で。

監督と大工さんと相談しながら今回も図面を描きました。

完成が待ち遠しいですね!無事完工に向けて頑張りましょう。

京都の町家 左官工事

こんにちは、スタッフの森岡です。

京都の町屋工事では2月の引き渡しに向けて工事が着々と進んでおります。

今日は左官工事について。

お家の顔になる正面は漆喰で仕上げます。

そもそも漆喰とは、古くからお城や寺社、民家、蔵などで用いられてきた建築素材で、防水性があり、

また不燃素材であることも特徴です。

漆喰にも様々な種類がありますが、今回は京町家の外観の特徴である「白漆喰」を使います。

塗り方は「下塗り」→「中塗」→「上塗り:漆喰」とまるで女性のお化粧のように何層も重ねていきます。

サイディング張りとは違って手間がかかりますし、何より職人さんの技術が要されます。

また、天気や外気温によっても作業が左右されてしまいます。

だから少々お値段が張るのも納得。。

最後仕上がった姿はしっとりと艶やかで、上品。私はとっても好きなんです。

京都の街並みを受け継ぐためにも必要な素材ですね。

さて、こちらの京町家は今月末に見学会を行います。

皆様ぜひお越しください。ご予約はこちらからお願いいたします。