吉野ツアー

こんにちは、スタッフの坂本です。

先日、吉野ツアーがありました。

奈良県の吉野の山に登り、普段使わせていただいている木材の勉強です!

天候にも恵まれ、とても空気がおいしかったです!笑

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私が参加させていただくのは、今年で3回目になりますが

吉野の山は、木1本ずつ丁寧に枝打ちされ手入れされていて

何度行っても“すごいなあ“と思います。。

お昼ご飯も山で食べた後、阪口製材所さんへ見学に!

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木の種類や特性のこと、種別の香り比べや

実際に機械鉋で削るのを見せていただいたり

今年もとても勉強になりました📖

ありがとうございました。

来年も“吉野ツアー“開催予定ですので

初めての方もリピーターの方もお待ちしております!

是非!ご参加ください🙇

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尼崎の家 2年点検

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日は尼崎の家の2年点検でした。

このお宅は私が初めて担当させていただいた思い出深い物件です。

この日は庭師さんにも同行いただいて、庭木の剪定のお手伝いと、お家の点検を行いました。

この日は2月末、春になると2階のリビングからお隣の桜がきれいに見えるのですが、もちろん咲いているわけはなく。

でもリビングのサイドボードに素敵な春の設えをしていただいていました。

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奥様が始めたというお花が大きな塗壁と照明と調和して、暮らしの中におもむきが生まれた気がします。

なんだかとても嬉しく思いました。

部屋の中が温かいためか、桜はすでに葉になっていました。それにも驚き。

とても寒い日でしたが、心はぽかぽか。

快適に過ごされているようで、安心。良い2年点検でした。

マンションリフォーム

こんにちは、スタッフの坂本です。

先日、お引き渡しをさせていただいたマンションリフォームに

伺わせていただきました。

工事が始まる前、図面を書き起こすために

代表の清水と1箇所ずつ細かく採寸したのを覚えています。

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解体後、電気の配線や給排水管、ガス管が

床の躯体(コンクリート)に埋まっていてビスが打て無い状態。

大工さんや清水とたくさん話し合い、

施工方法や断熱のことを考えたりととても勉強させていただきました。

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お引越し後、お施主様とお話しさせていただき、

「温度が変わらないことが本当に楽で、とても快適に過ごせています!

一度外に出ないと服を決められないくらいです。」

と、とても嬉しいお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

また、快適に過ごされていることにとても安心しました。

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これからも多くの方に快適をお届けできるよう、

さらに頑張ろうと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします🙇

 

緑を植えて暮らしを楽しんでいただきたいです

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こんにちは、設計の酒井です。

GWもそろそろ終わりですね。私はこのGWに自宅の庭用に大量の腐葉土を購入し、伸びすぎた植物の剪定をしました。

 

長い冬を越えて、山々が緑色につつまれてくるこの季節が大好きです。この時期の緑は本当に美しいですね。いまは自宅の玄関前のコデマリが満開で、家に帰るたびに出迎えてくれてるようで楽しいです。

ちなみに植物を植え始めた時はこんな感じでした。

コデマリ、山アジサイ、キンモクセイ、カクレミノ、イロハモミジ、ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、カクレミノ、ニシキギ、ロウバイ、ソヨゴ、ツワブキ、シャガ、クロモジ、ドウダンツツジ、ヒュウガミズキ、ゲッケイジュetc

玄関先だけで、たくさんの種類の植物を植えました。もしかしたら植え過ぎたかも知れません(笑

 

敷地の状況にもよりますが、お家の周りにできるだけ植物を植えていただきたいです。家の中から緑が見えれば、だいたいの人は心地良いと感じます。

また建物周囲に適度な日影ができれば、照り返しの抑制という意味で、夏場の暑さも多少は緩和されます。家は建てた時が一番美しいのではなく、植物とともに経年変化して、その場所にとっての素敵な風景の一部となってほしいなぁと考えています。

 

もちろん植物はゆっくりと成長していくので、多少の手間はかかります。落ち葉を掃除したりする必要があるかもしれませんし、樹が大きくなったら剪定しなければ越境してしまいます(めちゃくちゃ大きい敷地であれば別ですが)。

しかし、その手間を考えても緑を植える価値は十分あると思います。これからお家を建てられる方はもちろん、すでにお家を建てて暮らされている方にも、緑を植えることをオススメします!

 

 

シンプルな家ができるまでの、遠まわりな話

The Long Way to a Simple House

お久しぶりです、佐藤です。
しばらくブログが空いてしまいましたが、また少しずつ書いていこうと思います。今日は、家のかたちについて、少し考えてみたことをお伝えしたいと思います。

長くものをつくっていると、形がだんだん単純になっていくことに気づきます。
最初は、そうじゃなかった。高さを変えたり、部品をつけたり、囲ってみたり、飛び出させてみたり。にぎやかに、あれこれ手を加えては「これでいいのか?」と自分に問いかけていました。

それでも、そういう時期につくった建築には、ある種の勢いがありました。
理屈よりも、楽しさが前に出ていた気がします。もちろん、理屈がなかったわけではありません。でも、当時はそれを超える何かがあった。今思えば、あれはあれで、必要な遠まわりだったのだと思います。

年齢を重ねていくうちに、自分の中に何かしらの「かたちの感覚」ができてきます。
それはルールのようでいて、そうではない。守らなければいけないものではないけれど、自然と従ってしまうような感覚です。

たとえば、「なるべく少ない線で表現できるほうがいい」と思うようになりました。
限られた線で表現できることが増えてきて、そこに自由を感じるようになります。
誰かに「いやいや、まだ無駄が多いよ」と言われれば、それはそれで仕方ないのですが、それでもシンプルな方向へと向かう傾向は、なんとなく実感としてあります。

もちろん、単純なものが良くて、複雑なものが悪いというわけではありません。
それぞれに良さがあって、その時々にしか出せないかたちというのが、確かにあるように思います。

だから、いま大事にしているのは、「正直であること」です。
派手さを追わなくなった今でも、何か新しいことをやりたいと思う気持ちはあります。
でも、それはもう、昔のようなやり方ではなく、もっと静かな方法でできる気がします。

シンプルな家をつくるのには、案外時間がかかるものなのかもしれません。
いろんな道を通って、ようやく戻ってくる場所。そんな感じがしています。
佐藤隆幸

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豊中の家 書斎

こんにちは、スタッフの森岡です。

豊中の家は大工工事が終了、内部足場を設けて内装工事が進みます。

今回は家具も普段より数が多くて、大工さんに頑張ってもらいました。

大工さんがはけた現場は静かで少しいつもさみしくなってしまいます。

なんて言っていると、タイル屋さん、クロス屋さん、左官屋さんと順番にバトンをつなぎます。

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左官のタッチも職人さんと一緒に確認!ありがとうございました。

さて、2階の一番奥まった部屋はご主人さんの書斎です。

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壁紙の色をこの部屋だけ少し明るくしました。

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強いホワイトの色調とトップライトからの光がうまく化学反応を起こし、少し象徴的な空間になりました。

他の部屋は温かみのある部屋ですが、書斎は背筋がしゅっと伸びるような、家の中でも仕事モードに切り替えれる場になったのではと思います。

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工事はいよいよ終盤!

とは言いつつまだまだ見せ場が多い工程が残っています。

最後までみなさんよろしくお願いいたします!

安藤忠雄展|青春 に行ってきました!

こんにちは。スタッフの坂本です。

大変お久しぶりになってしまいました。

次第に暖かくなってきておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

私は先日、「安藤忠雄展|青春」行ってきました。

安藤先生はコンクリート打ちっぱなしの建築物が多く、

木造住宅とは少し離れていますが多くの刺激をもらいました。

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たまたま行った日時に安藤先生のサイン会があり、

サインをいただくこともできました!

また、トークショーもあり大満足でした。

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トークショーでは会場を笑いに包むほどユニークな先生で

とても楽しくお話を聞くことができました。

印象に残っているのは

「何事も楽しく!右脳を使って想像力を刺激して楽しく生きよう」

とおっしゃっていたことです。

仕事も私生活もすごく楽しんでいる様子で、とても良いなと思いました。

私も努力を怠らず!楽しく過ごしていけたらと思いました!

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古建具はいい!

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こんにちは。設計の酒井です。

私はリノベーションで「古建具」を取り入れることがあります。昔の職人さんの手仕事の繊細さ、そして経年変化が生み出す味。新品では出せない魅力がありす。

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私自身も、建築にたずさわる中で何回も古建具を使っていますが、そのたびに「やっぱり、いいなあ」と感じてしまうのです。では実際、古建具の何がいいのでしょうか。私なりにメリットとデメリットをまとめてみました。

 

メリット

①すでに経年変化している

新品の建具が時を重ねていくように、古建具はすでに時間をつむいできています。木の色味も、金物のくすみも、それぞれが一つの「表情」です。これが空間全体に落ち着きと渋さを与えてくれます。

②京都町家や古民家との相性が抜群

古建具は、元々そうした家に使われていたものです。だからこそ、空間への馴染み方が自然で違和感がありません。「和」の空気感を持ち込むには、これ以上ないアイテムです。

③比較的リーズナブル  意外かもしれませんが、状態の良い古建具は新品よりも価格が抑えられていることもあります。

 
デメリット

①探すのに時間がかかる
サイズ・デザイン・状態の良いものを見つけるのには、ある程度の「根気」と「縁」が必要です。まるで骨董市を歩くような感覚です。

②枠を建具に合わせて作る必要がある
古建具は基本的にオーダーメイド。今の建物とは寸法が違うことが多いため、建具に合わせて枠を制作する必要があります。

③建具が傷んでいる場合は補修が必要
木部の割れ、金物のぐらつき、塗装の剥がれなど、多少のダメージはつきものです。でも、それを補修しながら使うのも、また一つの「手仕事の楽しみ」かもしれません。

 

古いものを、新しい暮らしへ
古建具を取り入れるということは、単に「物を使う」ことではなく、時間を受け継ぐということかもしれません。「ちょっとだけ古さを持ち込みたい」と思ったら、ぜひ古建具を選択肢に入れてみてください。うまくハマれば空間を引き立ててくれる素敵なスパイスになります。

実は4/26、4/27の見学会のお家にも古建具をいれています。良ければぜひ見学会にお越しください!

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上京区 京町家のお知らせです!

こんにちは、スタッフの森岡です。

さて、上京区の京町家がまもなく完工します。

先日はすだれ屋さんと現地で打ち合わせ。

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すだれ一つにしてもどんな素材にするか、素材を変えると光の入り方が変わる。

巻き方はどうするか、日常の使い心地から考える。メンテナンスはどうするか、

このようなことを職人さんたちから教わりながら、答えを見つけていきます。

すだれなんて、ホームセンターでももちろん購入できますが、

京都で永く制作をしている職人さんにお願いすることが、町家を継承するうえで大切なことの一つなのではないかなと思います。

 

IMG_4502この住宅はとてもコンパクトですが、仕切りが少なく一つのダイナミックな空間です。  IMG_4498

作りこんだバスルームが見せ場の一つです。他の部屋とは表情が異なり、小さな別世界に来たみたい。

ユニットバスが主流の今、在来風呂は私自身とても勉強になりました。

庭が出来上がるのも楽しみ。。

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ということで皆さん見に来てください!

今月末に完成見学会を行います。今回はなんと同プロジェクトの工事中の京町屋も見ることができます。

ビフォーアフターが一気に見られる貴重な機会です。

京町家で心地よく暮らせるお手伝いができればと思っています。

「北欧のあかり展」に行ってきました

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こんにちは。設計の酒井です。
先日、大阪高島屋で行われた「北欧のあかり展」に行ってきました。

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私は北欧デザイン全般が好きです。家具や照明器具、小物なども。シンプルで飽きが来ないところ、素朴だけどちょっとカワイイところなどが好きです。若いころは熱狂的に北欧情報を集めていましたが、それなりに年齢を重ねて近年落ち着いてきていました。しかしこれを機に当時の思いが再燃しだしました。

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さて今回は【ペンダント照明の高さについて】です。

展示ではデザイナーごとに空間に照明と家具が配置されて、とても素敵な雰囲気をかもしだしていました。北欧ではテーブルから約60cmのところにペンダント照明を配置します。光の重心が下がり、落ち着いた温かい雰囲気になるからだと思います。空間に対して光が与える影響はとても大きいです。

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ただ、60cmだと日本では少し低すぎる印象を受けたり、照明器具によっては頭が当たったりする可能性があります。ですので私はお客様と相談して、テーブルから70cm~80cmくらいの高さに設定しています。もちろん雰囲気を重視して60cmにするのも良いと思います。

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少しでもこのようなことを知っていただき、お客様のお家づくりに反映してもらえれば、きっと空間が温かい雰囲気になると思います!