四條畷の家 棟上げ

こんにちは、スタッフの森岡です。

四條畷の家は先日無事上棟を終え、ご家族の皆さんと上棟式を執り行いました。

御幣にはご主人さんの達筆な文字で名前が入り、しっかりと棟に取り付けさせて頂きました。

ご家族に末長く過ごしてもらえるようにと槌打ちの儀も行いました。

今回の家はバリアフリーの仕様としていて、広々とした一階と少しこもり感のある二階のメリハリが楽しみのひとつです。

現場は付加断熱が入り、防水紙が貼られました。この時、家の外観は黄色(断熱材)から青(防水紙)へ衣装チェンジしますが、断熱材は雨に濡れたら良くないので、早着替えすることが重要。だから黄色衣装が見れたらラッキーなのです。

先日の中間検査も無事クリアして、順調に工事が進んでいます。

交野の家 さまざまなマド

こんにちは、スタッフの森岡です。

交野の家は大工工事が進んでいます。

さて、この家の特徴はさまざまな「マド」にあると思っています。

もちろん、南側にある大きなマドからはおひさまの日がたくさん入るのですが、景色の切り取られかたはリビングからの表情と2階からの表情、また寝室からの表情で異なります。

先日はお施主さんとどこからの見え方が好きかお話しをしました。

こんなお話ができるのは何とも嬉しいことですね。

あとは、室内にも素敵な「マド」があって、こちらはまだお楽しみの状態。

これはお施主さんの希望なのですが、この家の見どころの一つになることは間違いなしです。

(今は棟梁のメガネケース置きとしてフィットしております。笑)

また、マドを綺麗にみせるためにはマド周りもとても重要で。

監督と大工さんと相談しながら今回も図面を描きました。

完成が待ち遠しいですね!無事完工に向けて頑張りましょう。

ウチとソト、ハレとケ、モノとコト

右京区の家 リビング・ダイニング (2)

「モノ」と「コト」、「ウチ」と「ソト」、「ハレ」と「ケ」。
住まいを紐解くキーワードです。
このように正反対のことばをならべていくと、いままでわからなかった事がわかったり気付いたりしてくるものです。

「モノ」と「コト」 モノは形をもった素材そのものであり、実際に手で触れることのできる物質です。 対して、コトは「その住まいで営まれる暮らし」とでもいいましょうか、生きること、生活すること、楽しむこと・・・。モノはただの物ですが、コトは私たち人間の精神活動です。
例えば音符とメロディーの関係もおなじ。音符はただの記号ですが、そこから生まれてくるメロディーは心を豊かにします。

「ウチ」と「ソト」。 外を意識しない室内なんてありえない。窓から見える風景が美しいかどうかで、暮らしはかわります。窓の外に緑を。
住宅地だけど森の中にいるような暮らしができたら素晴らしいじゃありませんか。外が内をデザインするといってもいいくらいです。

「ハレ」と「ケ」 日常と非日常といってもいいのですが、たとえば毎日料理をつくること。これが義務とか労働になってしまう状態が「ケ」といって「ケガレ」になってしまいます。いつもの日常が「ハレ」となるように、暮らしそのものが楽しみであり、ありきたりの日常が特別な日になるような家をつくりたいものです。

京都の町家 左官工事

こんにちは、スタッフの森岡です。

京都の町屋工事では2月の引き渡しに向けて工事が着々と進んでおります。

今日は左官工事について。

お家の顔になる正面は漆喰で仕上げます。

そもそも漆喰とは、古くからお城や寺社、民家、蔵などで用いられてきた建築素材で、防水性があり、

また不燃素材であることも特徴です。

漆喰にも様々な種類がありますが、今回は京町家の外観の特徴である「白漆喰」を使います。

塗り方は「下塗り」→「中塗」→「上塗り:漆喰」とまるで女性のお化粧のように何層も重ねていきます。

サイディング張りとは違って手間がかかりますし、何より職人さんの技術が要されます。

また、天気や外気温によっても作業が左右されてしまいます。

だから少々お値段が張るのも納得。。

最後仕上がった姿はしっとりと艶やかで、上品。私はとっても好きなんです。

京都の街並みを受け継ぐためにも必要な素材ですね。

さて、こちらの京町家は今月末に見学会を行います。

皆様ぜひお越しください。ご予約はこちらからお願いいたします。

事務所の模様替えレポート

こんにちは、スタッフの森岡です。

昨年にお引越しをした新事務ですが、少しずつ手を加えていっております。

その様子を少しご紹介。

先日はドライエリアに5×緑のプランターを設置しました。

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ドライエリアというのは、地下室に開口部を設けるために建物の周辺の地面を掘って作ったスペースのことです!

なので、地下だけど時間によっては日も入るし、雨も入ってくる、不思議で魅力的な空間なんです。

いろんな樹種がミックスされたプランターを6つほどおいてみたのですが、目線の先に緑があると豊かな気持ちになります。

今は、冬なので比較的おとなしい植物たちですが、いずれ大きく育ってデスクの前が緑でもしゃもしゃすると面白いなと思います。

この商品は敷地的に大きくお庭が取りにくい時や、マンションなんかでもこのプランターなら扱いやすいので、おすすめです。

 

ライトアップしてもなお良し。

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さて、水やりに少し苦戦しているのですが、、、どのように水をやっているかはご想像にお任せします。笑

 

人生フルーツだよ

「人生フルーツ」という映画を何年か前に観ました。
建築家の津端修一さんと奥さん(90歳と87歳)のつつましやかな暮らしを淡々と描いているドキュメンタリーです。
二人が住むのはアントニン・レーモンドの自邸に倣った小さな木造住宅の平屋。そこには畑があり雑木林があり、そして風がある。
畑で採れた野菜や果物をそのまま家に持ってきて、おいしそうな料理をてきぱきと作っています。
一部屋のなかに台所とダイニングテーブルとベッドとソファがあります。
仕切りがないのです。
ここで(料理を)作って、ここで食べて、ここでくつろぎ、ここで寝る。なんてシンプルな暮らし方なんだろうと、うらやましく思います。
もしかしたら、僕たちは暮らしを「機能」として捉えすぎているんじゃないか、と気付くのです。

 

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楽(たの)しい住宅は作りたいけど、楽(らく)な住宅は作りたくない。字は一緒だけど意味はまるっきり違う。
こんなことを考えながら、久しぶりにアントニン・レーモンドの記事が載った雑誌を引っ張り出してみました。文は中村好文さん。
簡素で、直截で、機能的で(便利という意味ではなく)、構造の論理に忠実にしたがうことが美しさにつながるという信念。

贅沢な空間は、簡素でシンプルな構造から生まます。人生をフルーツのように楽しめる人たちに向けた住宅を作り続けようと思いました。

新年のご挨拶

こんばんは。ダイシンビルドの坂本です。

 

新年、明けましておめでとうございます。

本年もダイシンビルドをよろしくお願い致します。

 

皆様は年末年始、どの様にお過ごしになられましたか?

私は毎年、祖母のお家を訪ねたり田舎にお墓参りに行きます!

久しぶりに祖母や祖父の元気な顔を見れたのが嬉しかったです😊

 

弊社事務所は、1月6日(土)より営業を開始しております。

定期点検やお家でのお困りごと等ございましたら

お気軽にご連絡ください。

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写真は事務所の照明が変わった時の森岡さんです!

懐かしい新築

単純に生きられたらと、人はだれしも思うこと。
持ち物を減らして、テレビを消して、いろんなものを削っていったら
とても楽に生きられるんじゃないかと思ったりしませんか。

でも「シンプル」という言葉はなんか違う。
真っ白な平面で区切られたモダニズムよりも、もっと人にとって大事ななにかなんです。

たとえば僕の趣味はアナログレコード集めなのですが、音楽を聴くのにとても手間がかかります。
真空管が温まるまで待たなくてはならないし、曲を途中で飛ばして次の曲なんてできません。
それでもちゃんと「音」がそこにあることが実感できる。
「便利」でなく「充実」。

5年10年たてば終わってしまうようなデザインよりも、100年たっても「いいなあ」と思える暮らし方がいいです。

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家の形を考えるとき、素直な造形にしたいといつも願っています。
シンプルという言葉とちょっと違う、そう、懐かしいカタチ。
僕はそこに美があると思います。

美しいものに囲まれたなら、それは理想の居場所なんじゃないか。
足るを知り歳月の重みに流されない、そんな強さに安心するのでしょう。

実際には難しいかもしれないけれど、
家づくりがあなたの生き方そのままになるのなら、
素敵な家を建ててください。

2024年もダイシンビルドをよろしくお願いします。

業者会を行いました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

年の瀬になってきましたね。

先日は業者会を行いました。いつもお世話になっている業者さんに集まっていただき、

今期の会計報告と、現場でのマナーや安全管理の共有を行いました。

いくら良い設計ができても、それを施工してくれる職人さんがいないと家は建ちません。

そんな職人さんが精度高く、安全にまた気持ちよく仕事をしてもらうために、私たちが心がけることはたくさんあります。その思いを清水社長から皆さんに伝えていました。

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ダイシンビルドは良い職人さんに恵まれています。

多くの職人さんはお客さんと直接会う機会はほとんどないですが、大工さんの他にも多くの職人さんによって家は造られているということを、たくさんの人に知ってほしい!

だからこのブログなんかを通してみなさんにお伝えできたらなと思っていますし、職人不足の今、皆さんの仕事を広めることも工務店の仕事の一つなのではないかと私は思います。

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さて、その後の懇親会も盛り上がり楽しい時間となりました。

乾杯の挨拶を無茶振りされる監督。だけどしっかり盛り上げてくれました。

みなさん今年も大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします!

今朝の大江ビルヂング&年末年始のお知らせ

皆様ご無沙汰しております。

今朝は出勤するなりトイレに飛び込んだ嶋田です。(笑)

寒すぎます。(泣)

 

HPのブログが少しリニューアルしまして

①設計STAFFが主に更新するブログ

②STAFFの日常を更新するブログ

2つにわかれまして、

嶋田はもちろん②に投稿させて頂きます!!(笑)

これからも宜しくお願い致します。。

 

さて、気づけばもう12月後半・・・

街中もなんとなくせわしい感じが致しますが

私個人としては

なんとか年内に済ませないといけない業務を完了させ、

年始に向けての準備に取り掛かっています。

 

相変わらず7時に出勤しているんですが

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淀屋橋の駅から地上に上がっても

まだこんなに暗い・・・。

 

そして今朝は、

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ビルの玄関が閉められていました。(笑)

いつもは片方だけ開けて下さってるんですが

守衛さん曰く「今日はさすがに寒過ぎて閉めた」との事。(笑)

何気に撮った写真ですがさすがに雰囲気ありますね。。

ちょっと怖いですが。(笑)

 

さて、最後になりますが

年末年始の営業のお知らせです!

12月27日~1月5日までお休みを頂きます。

長期間となりますが宜しくお願い致します。

年始は6日からとなります!

個人的には

このお休みの期間に体調修復に努めます!!(笑)

とにかく時間を気にせず寝たいです!!(笑)

 

それでは、

急に寒さが厳しくなってきましたので

皆様お体ご自愛下さい。

少し早いですがよいお年をお迎えください。

今年も1年ありがとうございました!!