2025年 4月 の投稿一覧

豊中の家 書斎

こんにちは、スタッフの森岡です。

豊中の家は大工工事が終了、内部足場を設けて内装工事が進みます。

今回は家具も普段より数が多くて、大工さんに頑張ってもらいました。

大工さんがはけた現場は静かで少しいつもさみしくなってしまいます。

なんて言っていると、タイル屋さん、クロス屋さん、左官屋さんと順番にバトンをつなぎます。

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左官のタッチも職人さんと一緒に確認!ありがとうございました。

さて、2階の一番奥まった部屋はご主人さんの書斎です。

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壁紙の色をこの部屋だけ少し明るくしました。

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強いホワイトの色調とトップライトからの光がうまく化学反応を起こし、少し象徴的な空間になりました。

他の部屋は温かみのある部屋ですが、書斎は背筋がしゅっと伸びるような、家の中でも仕事モードに切り替えれる場になったのではと思います。

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工事はいよいよ終盤!

とは言いつつまだまだ見せ場が多い工程が残っています。

最後までみなさんよろしくお願いいたします!

安藤忠雄展|青春 に行ってきました!

こんにちは。スタッフの坂本です。

大変お久しぶりになってしまいました。

次第に暖かくなってきておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

私は先日、「安藤忠雄展|青春」行ってきました。

安藤先生はコンクリート打ちっぱなしの建築物が多く、

木造住宅とは少し離れていますが多くの刺激をもらいました。

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たまたま行った日時に安藤先生のサイン会があり、

サインをいただくこともできました!

また、トークショーもあり大満足でした。

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トークショーでは会場を笑いに包むほどユニークな先生で

とても楽しくお話を聞くことができました。

印象に残っているのは

「何事も楽しく!右脳を使って想像力を刺激して楽しく生きよう」

とおっしゃっていたことです。

仕事も私生活もすごく楽しんでいる様子で、とても良いなと思いました。

私も努力を怠らず!楽しく過ごしていけたらと思いました!

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古建具はいい!

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こんにちは。設計の酒井です。

私はリノベーションで「古建具」を取り入れることがあります。昔の職人さんの手仕事の繊細さ、そして経年変化が生み出す味。新品では出せない魅力がありす。

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私自身も、建築にたずさわる中で何回も古建具を使っていますが、そのたびに「やっぱり、いいなあ」と感じてしまうのです。では実際、古建具の何がいいのでしょうか。私なりにメリットとデメリットをまとめてみました。

 

メリット

①すでに経年変化している

新品の建具が時を重ねていくように、古建具はすでに時間をつむいできています。木の色味も、金物のくすみも、それぞれが一つの「表情」です。これが空間全体に落ち着きと渋さを与えてくれます。

②京都町家や古民家との相性が抜群

古建具は、元々そうした家に使われていたものです。だからこそ、空間への馴染み方が自然で違和感がありません。「和」の空気感を持ち込むには、これ以上ないアイテムです。

③比較的リーズナブル  意外かもしれませんが、状態の良い古建具は新品よりも価格が抑えられていることもあります。

 
デメリット

①探すのに時間がかかる
サイズ・デザイン・状態の良いものを見つけるのには、ある程度の「根気」と「縁」が必要です。まるで骨董市を歩くような感覚です。

②枠を建具に合わせて作る必要がある
古建具は基本的にオーダーメイド。今の建物とは寸法が違うことが多いため、建具に合わせて枠を制作する必要があります。

③建具が傷んでいる場合は補修が必要
木部の割れ、金物のぐらつき、塗装の剥がれなど、多少のダメージはつきものです。でも、それを補修しながら使うのも、また一つの「手仕事の楽しみ」かもしれません。

 

古いものを、新しい暮らしへ
古建具を取り入れるということは、単に「物を使う」ことではなく、時間を受け継ぐということかもしれません。「ちょっとだけ古さを持ち込みたい」と思ったら、ぜひ古建具を選択肢に入れてみてください。うまくハマれば空間を引き立ててくれる素敵なスパイスになります。

実は4/26、4/27の見学会のお家にも古建具をいれています。良ければぜひ見学会にお越しください!

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上京区 京町家のお知らせです!

こんにちは、スタッフの森岡です。

さて、上京区の京町家がまもなく完工します。

先日はすだれ屋さんと現地で打ち合わせ。

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すだれ一つにしてもどんな素材にするか、素材を変えると光の入り方が変わる。

巻き方はどうするか、日常の使い心地から考える。メンテナンスはどうするか、

このようなことを職人さんたちから教わりながら、答えを見つけていきます。

すだれなんて、ホームセンターでももちろん購入できますが、

京都で永く制作をしている職人さんにお願いすることが、町家を継承するうえで大切なことの一つなのではないかなと思います。

 

IMG_4502この住宅はとてもコンパクトですが、仕切りが少なく一つのダイナミックな空間です。  IMG_4498

作りこんだバスルームが見せ場の一つです。他の部屋とは表情が異なり、小さな別世界に来たみたい。

ユニットバスが主流の今、在来風呂は私自身とても勉強になりました。

庭が出来上がるのも楽しみ。。

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ということで皆さん見に来てください!

今月末に完成見学会を行います。今回はなんと同プロジェクトの工事中の京町屋も見ることができます。

ビフォーアフターが一気に見られる貴重な機会です。

京町家で心地よく暮らせるお手伝いができればと思っています。

「北欧のあかり展」に行ってきました

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こんにちは。設計の酒井です。
先日、大阪高島屋で行われた「北欧のあかり展」に行ってきました。

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私は北欧デザイン全般が好きです。家具や照明器具、小物なども。シンプルで飽きが来ないところ、素朴だけどちょっとカワイイところなどが好きです。若いころは熱狂的に北欧情報を集めていましたが、それなりに年齢を重ねて近年落ち着いてきていました。しかしこれを機に当時の思いが再燃しだしました。

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さて今回は【ペンダント照明の高さについて】です。

展示ではデザイナーごとに空間に照明と家具が配置されて、とても素敵な雰囲気をかもしだしていました。北欧ではテーブルから約60cmのところにペンダント照明を配置します。光の重心が下がり、落ち着いた温かい雰囲気になるからだと思います。空間に対して光が与える影響はとても大きいです。

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ただ、60cmだと日本では少し低すぎる印象を受けたり、照明器具によっては頭が当たったりする可能性があります。ですので私はお客様と相談して、テーブルから70cm~80cmくらいの高さに設定しています。もちろん雰囲気を重視して60cmにするのも良いと思います。

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少しでもこのようなことを知っていただき、お客様のお家づくりに反映してもらえれば、きっと空間が温かい雰囲気になると思います!

Ms建築設計事務所さんにお邪魔しました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

窓を開けると風が通って、外で過ごすのが気持ちの良い季節になりましたね。

夜は薄手の服と羽毛布団で心地よく眠れる一番好きな時期です。

さて、少し遡りますが先日はMs建築設計事務所にご招待いただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

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清水社長が去年のエコハウス大賞で三澤先生とご一緒したご縁でお食事会への招待を頂き、

私も行きたい、、と駄々をこねて連れて行ってもらいました。笑

建物は町に対しても上品に開けていて、気持ちのいい街角をつくっています。

この日は三澤先生の案内で事務所と三澤邸を案内いただき、ふみこ食堂も堪能させて頂きました。

建物は建設されてから家族構成や事務所の構成に合わせて形を変え続けているそうです。

清潔に保たれていることや、箇所に設えられた骨とう品を見ると、先生が手をかけて大切にされていることがよくわかりました。

事務所とご自邸は森のような庭を介して繋がり、そこにアップルパイ屋さんという別要素が組み込まれた、

いろんな人や小さな動物が集まる小さな「むら」のような場に感じました。

 

そして、インスタグラムを拝見していて楽しみにしていた、ふみこ食堂

三澤先生がスタッフのために週に何度かお昼ご飯を提供しているようで、いつもおいしそうな写真がアップされています。

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この日はシーフード グリーンカレー、カレーゴマライス、蒸し鶏のサラダ、ホタルイカとミモザのサラダ、デザート!

見た目の華やか、もちろん、美味しくっておかわりしちゃいました。

皆さんと和気あいあいとお話しながらのご飯会はとても楽しく、素敵な経験をさせて頂きました。

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今度は大江ビルヂングにも遊びに来てくださいね。

ごちそうさまでした。ありがとうございました。