京田辺の現場 解体が終わりました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日、春に着工予定の現場の解体工事が完了しました。

この場所は家の裏に山があり、その山土のおかげなのか、庭木がとっても元気。

既存の庭もなるべく残すように計画しています。

「どこからか種が飛んできたシマトネリコの木が勝手に育つんです」と、お施主さんはやや困り気味でした。(笑)

シマトネリコは外来種なので、場合によっては少し困りもの扱いをされることがありますね。

ここで、庭づくりについてもう一度考えました。

私たちは庭木を選ぶ際になるべくその土地で育つ「自生種」を取り入れています。

自生種の良いところは、その土地の気候風土にあった生き物なので、比較的お手入れが簡単でぐんぐん育ちます。

また、「苗木」を植えることも大切にしています。

マンションなどは見栄えがいいので成長した大きな木を竣工時に植えるそうです。

苗木も最初は小さいですが何年かすると大きく育ちます。

時間をかけて自分の庭の木になっていく様子をみるのも庭づくりの大きな楽しみです。

また庭木の植え方として、南側の大きな窓の近くには「落葉樹」を植えましょう。

夏は緑が生い茂り、直射日光が室内に入るのを防いでくれます。

また冬には葉を落とし、太陽の日を室内に取り込みます。

庭づくりは家づくりと大きくつながっているという風に私たちは考えています。

最近は庭が楽しくて、畑をする方や、あとから木を追加したいというお施主さんもいます。

工事の中でお客さんと芝生を一緒に植えたり、木塀づくりをしたりする取り組みもしています。

家づくりをするなら庭づくりも十分楽しんでほしいってことを伝えたいです。

この物件はまだ更地なので気が早すぎ!と言われてしまいそうですね。。

地盤調査も終わり年明けには地鎮祭、基礎着工と進めていきますよ!

さて、今年もみなさま大変お世話になりました。

インフルエンザも流行っています。ご自愛いただき良い年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

吹抜けのメリット

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こんにちは。設計の酒井です。

今回は、大きな吹抜けを取り入れることで得られるメリットについてご紹介します。
吹抜けは、高断熱高気密住宅の中で注目されるデザイン要素の一つです。
限られた床面積を活かしながら、居住空間をより開放的で快適にするために採用することが多いです。
そのメリットを下記にピックアップしました。

1. 床面積が小さくても広く感じる
吹抜けを取り入れることで、実際の床面積以上の広がりを感じられる空間が生まれます。
天井が高くなることで、タテに視線が広がり、圧迫感が軽減されるためです。
たとえ家がコンパクトであっても、吹き抜けのあるリビングやダイニングは、心地よい開放感を提供してくれます。
また、窓を吹抜けに設置すれば、外からの光を取り込みやすくなり、上から降り注ぐように1階に光を落とすことができます。

2. 家全体の温度が均一化しやすい
吹抜けは、家の中で空気が流れやすくなるという特徴もあります。上下階をつなぐことで、エアコンや暖房器具による空調が効率的になり、家全体の温度が均一に保たれやすくなります。
とは言え物理的に暖気は上に上がり、冷気は下に落ちます。そこで吹抜け付近にサーキュレーターなどを設置することで、暖かい空気を冬場には下に、夏場には冷気を上に循環させることが可能です。
快適な室内環境を保ちながら、エネルギー効率を高める点でも吹抜けは優れています。

3. 視線の抜けが楽しい
吹抜け空間は、単なる高さのある空間以上の魅力を持っています。その一つが「視線の抜け」を楽しめる点です。リビングから2階の廊下や窓の外の景色が見えることで、空間全体がつながり、家族の気配を感じられる設計になります。自宅では吹抜けにある梁の上から、猫によく見下ろされています。吹抜けがあることで、家の中に立体的な視点を取り入れ、日常生活に変化をもたらします。

まとめ
吹抜けは、開放感、快適性、楽しさを兼ね備えた魅力的な要素です。
床面積が小さい家でも広々と感じさせ、温度管理や視線の広がりといったメリットをもたらします。
吹抜けを設ける際には、窓の位置や空調計画、家具の配置などを考慮することで、
その魅力を最大限に引き出すことができます。
ぜひ住まいづくりの参考にしてみてください!

夢の家フェスティバル2024♪

こんにちは、スタッフの森岡です。
夢の家フェスティバル2024のレポートです。

今年もお越しいただいたみなさまはありがとうございました♪
今回は子どもたちと一緒に本棚を作成しました。

キットは事前に大工さんに作成頂き、、子どもたちにはインパクトを使って組み立てるという作業を手伝ってもらいます。
インパクトなんて使ったことがない子がほとんどなので、中には大きな音にびっくりしてしまう子もいましたが、みんな出来上がったら嬉しそうに持って帰ってくれました。
自分が作ったものはやっぱり愛着が生まれますよね。
こんな機会のおかげでものづくりに興味をもってくれる子が増えると嬉しいなと思います。

また、今年は夢の家フェスティバルも10周年!なので、普段よりも参加する企業さんも多い中、特別ステージも用意されて、そこで丸太早切り競走を行いました!
トーナメントで勝ち残った5名と、ダイシンビルドの大工でいざ勝負です!
※ハンデとして子どもたちは丸太の半分までカットしてあげました。
さて、勝敗は、、、?

小学生の男の子が1番!女の子が2番!大工が3番!でした。笑
なかなかの盛り上がりとなりました。

実は予行練習で私も直径12センチの丸太を切りましたが、3分で汗だく💦
来年も行うか未定ですが、機会があればチャレンジしてみてください。

お越しいただいたみなさんとご協力いただいた大工さんたち、どうもありがとうございました😊

ANATOMICA京都について

こんにちは、スタッフの森岡です。

京都市中京区の店舗がついに完成しました。

無事にオープンを迎え、お店も盛況とのことで、嬉しい限りです。

パリに本店を構えるブティック「ANATOMICA」さん。

店舗と住宅では建物に対する考え方も異なります。

デザインイメージをどう形にするか、「町家」という不安定なベースを相手に、足したり引いたり、あとは治したりしながら職人さんたちと作り上げました。

潰して新しいものを建てる。おかしなことではないと思いますが、自分が作ったものがそんな風にされたらやっぱり悲しい気がします。

この町家は残していく価値がありました。デザイナーさんともできるだけ元の建物を生かすということを大切にしていました。

この町家を建てた当時の人は後世、まさかこんな形でまた人々に使ってもらえるなんて思ってもいないはずです。

だから、既存の建物に手を加える手法を考えることと、あとは自分が作ったものもいつか別の人が残したいと思ってもらえるように、デザインしたいと思いました。

ANATOMICA 京都店

皆さんもぜひ足を運んでみてください。

(私もジーンズ買っちゃいました。)

ドラム式洗濯乾燥機でコンパクトな暮らし

こんにちは。スタッフの酒井です。

私ごとですが、最近ドラム式洗濯乾燥機を自宅に導入しました。
有難いことに、いつもは妻が洗濯をやってくれていますが、私もたまにやっているので、その仕事の大変さはわかります。
今回導入してみて、洗濯という家事がとても楽になったのと、これはプランにも影響するなと感じ記事にまとめました。

コンパクトで快適な暮らしを実現するためには、空間の使い方を工夫し、効率的な動線を考えることが大切です。
特に、日々の家事がスムーズに進む工夫は、暮らしやすさを大きく向上させます。
ドラム式洗濯乾燥機を活用した収納と動線のアイデアについてご紹介します。

【ドラム式洗濯乾燥機の利便性】
ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥までを一台で完結できるため、洗濯物を干す手間やスペースを減らすことができます。
雨の日や夜でも気にせず洗濯ができるため、ライフスタイルに合わせて効率的に家事を進められるのが魅力です。

【洗濯後の動作を短縮】
乾燥が終わったら、洗濯機の上でそのまま洗濯物をたたみましょう。ドラム式洗濯機の高さは、ちょうど作業台としても使いやすい高さであることが多く、
無理なく洗濯物をたたむことができます。また、洗濯物を床に置かずに済むので、動作が最小限で済み、家事がより快適になります。

【すぐ後ろの収納へスムーズにしまう】
洗濯機のすぐ後ろ(もしくは横)に収納スペースを設けることで、たたんだ洗濯物をすぐにしまえるようになります。
この動線を意識することで、動きがスムーズになり、家事の負担も軽減されます。
また、洗濯物を置きっぱなしにすることが減るので、部屋の見た目もすっきり保てます。

【コンパクトな暮らしを実現】
このように、洗濯機の配置や収納の工夫で効率的な動線を作ることが、コンパクトで快適な暮らしの秘訣です。
特に、限られたスペースで家事を完結できる仕組みを整えると、空間を有効に使うことができるため、シンプルで居心地の良い住まいが実現します。

まとめ
ドラム式洗濯乾燥機を使い、洗濯物をたたんで即収納する動線を取り入れることで、
家事の効率を上げ、日々の生活をもっとシンプルに。
コンパクトな空間でも快適に暮らすためのアイデアとして、ぜひ取り入れてみてください。

豊中の家 打ち合せ風景

こんにちは、スタッフの森岡です。

豊中のお家がまもなく着工を迎えます!

打ち合わせも煮詰まってきて、電気や内装の仕上げのお話しが進んでいます。

この日は事務所でサンプルをたくさんみながらの打ち合わせ。

サンプルは単体で見るよりも、組み合わせてみることが大切だと思っています。

好きなものばかり寄せ集めても仕上がりがバラバラになってしまいます。

全体をイメージして考えることが大事。

今回はお施主さんのご希望で、床の仕上げに堀田カーペットを敷く予定です。

お施主さんは工場まで見学にもいって頂きました。

カーペットの色味が部屋にアクセントを与えてくれるのと、やっぱり堀田カーペットの足触りが今からとても楽しみです。

来年の夏には快適に過ごしてもらえるように。

打ち合わせも工事も頑張っていきましょう!

酒井と申します

今年入社しました酒井と申します。もう20年以上建築業界で仕事をしています。
ダイシンビルドとは自邸を建築してからのおつきあいです。
これから少しづつ発信していきますのでよろしくお願いします。

詳しくはプロフィールを見ていただくとして、、、私は料理を作ることが好きです。
それも残り物の食材をうまく活用して、いかに美味しい料理を作れるかという部分に興味があります。

最近、美味しそうなカボスをいただきました。(スタッフの佐藤から)
今回は残り物では無いですが、夜は鳥ダンゴ鍋にしてカボスのポン酢で食べようということに。

カボスをぜいたくに丸ごと1個以上絞りました。それにウチで定番のクバラのアゴだしつゆと加えると絶品のポン酢ができました。
こんな感じでおいしくいただきました。

ちなみに鳥ダンゴのレシピは白ごはん.comを参考にさせていただいてます。
https://www.sirogohan.com/recipe/toridango/
酒井家ではこれにレンコンを加え、鳥ダンゴを噛んだ時の食感を楽しめるようにアレンジしています。
これから秋が少しずつ深まってきます。カボスが手に入ったらぜひ試してみてください!

浄土寺の家 見学会のお知らせ

こんにちは、スタッフの森岡です。

左京区浄土寺では古家の改修工事が進んでいます。

27坪の大きさですが、狭さを感じさせないダイシンビルドが得意なサイズ感のお家です。

普段の私たちの仕様に京町屋のアイテムを落とし込んで、街にも馴染むように計画しました。

1階の壁には中霧島の左官壁を用いています。蒸し暑い京都ですが、中に入ると比較的さらっとした心地よさを感じます。

アーチの壁も綺麗に仕上げてくれました。

庭の植栽は、植物のことを想って少しお預け。涼しくなったら仕上げます。

杉皮の塀と緑のコントラストが楽しみです。

あと、2階のホールはご主人さんの書斎なのですが、ここに面する廊下からはなんと大文字焼を眺めることができる特等席なんです。なんとも贅沢!

さて、このお家は8月25日完成見学会を行います!こちらよりご予約をお願いします。

暑い夏に、私たちの涼しい家を体感していただきたいなと思います。

皆様のお越しをお待ちしています。

京都で夏を過ごしています

こんにちは、スタッフの森岡です。

お盆休みも終わりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

皆様ご自愛ください。

私はお盆休み中に「丸福樓」の館内ツアーに行ってまいりました。

丸福樓とは京都 任天堂の旧本社ビルを安藤忠雄さんとのコラボでホテルに改修された施設です

宿泊はリッチすぎるので、諦めて、、館内のツアーと併設するレストランで食事ができる体験に参加しました。

1930年に建築され今も大事に残された建物は、当時のアールデコの様式が箇所に見られました。

建物や家具、内装に使われている当時の素材は今も綺麗でいい味を出しています。

食事もとっても美味しくて、機会があればぜひ足を運んでみてください。

さて、同じく京都の市内では店舗の改修工事が進んでおります。

9月中旬のオープンに向けて架橋を迎えています。店舗なので、住宅とは考え方が大きく異なり、京町屋をどのように魅せるのか。

今回は「ベリタスアカデミー」でデザインをお願いしたmangekyoさんとのお仕事です。

ブティックのコンセプトが空間のコンセプトにも組み込まれていて、斬新なアイデアにワクワクしています。

四條畷の家 見どころ

こんにちは、スタッフの森岡です。

今日は来週末の見学会に先立って、「四條畷の家の見どころ先取り!」の回です!

このお家はバリアフリーを基調としていて、一階は広々としたワンルームのような家族の居場所です。

ただ、お客様がきたときにはプライバシーを守れるよう、建具やカーテン等で可変的に空間を区切れるようにしています。

キッチンの周りも造作の家具で立ち上がりをつけることで、直接手元が見えないような配慮をしています。

奥の洗面室も引き込み戸で仕切ることもできますが、普段は扉は開けておいてリビングと一続きで明るく使えますし、なんとなく奥にまだ空間があるワクワク感を与えてくれますね。

また、限られた1階にはいろんな場所に工夫して収納を散りばめました。

階段下にも隠し部屋のような収納があるんです。

また、2階は1階とは違った雰囲気で、少し小屋裏部屋のような絞った天井高が安心感を与えてくれます。

機能的な1階とは違って、2階は使い方がはっきりとは決まっていない自由で豊かな居場所になりそうです。

天井についているのはハンモックの金具です、昼間はお子さんの遊び場、夜はご夫婦が読書を楽しんだりするセカンドリビングのような。

2階からは街路樹が良いアクセントになっています。

このお家では、バリアフリーの寸法感や選んでいる素材も体感してもらえると思います。

ご予約はこちらからお願いいたします。みなさまのお越しをお待ちしております!