こんにちは。スタッフの森岡です。
先日は両替町の家の完成見学会でした。人数制限、感染対策をしつつ無事終えることができました。
私も接客させて頂きましたが、ダイシンビルドのお客さんは皆さんとても勉強されている方が多いので、ドキドキしますし、私の方が勉強させて頂くことが多々あります。
案内の中で、お客さんから「杉一等材」のグレードについて質問を頂きました。
そもそも「一等材」とは化粧の木材の等級を表す言葉のひとつです。
「一等材」という名称ですが、グレードは1番低く、大小の節がたくさんあります。グレードが低いというより、一本の木から取れる量が1番多い部分なので、コストも抑えられますし、良い言い方を探すのが難しいですが、「1番杉の木らしい材」だと思います。ダイシンビルドの床材ではよく杉一等材を使います。
またその上が「小節」と呼ばれ、小さな節がややあるものです。その上が「上小節」と呼ばれ、ほとんど節がなく、天井の羽目板にはよくこちらを使います。
さらにその上は「無節」と、節の有無で化粧材は等級が決められています。
清水代表はお客さんと話すのが何より勉強になる、と仰いますが、その通りだなあと今回の見学会を通して実感しました。
お越しいただいた方、ありがとうございました。