もりおかの日記

上京区 京町家のお知らせです!

こんにちは、スタッフの森岡です。

さて、上京区の京町家がまもなく完工します。

先日はすだれ屋さんと現地で打ち合わせ。

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すだれ一つにしてもどんな素材にするか、素材を変えると光の入り方が変わる。

巻き方はどうするか、日常の使い心地から考える。メンテナンスはどうするか、

このようなことを職人さんたちから教わりながら、答えを見つけていきます。

すだれなんて、ホームセンターでももちろん購入できますが、

京都で永く制作をしている職人さんにお願いすることが、町家を継承するうえで大切なことの一つなのではないかなと思います。

 

IMG_4502この住宅はとてもコンパクトですが、仕切りが少なく一つのダイナミックな空間です。  IMG_4498

作りこんだバスルームが見せ場の一つです。他の部屋とは表情が異なり、小さな別世界に来たみたい。

ユニットバスが主流の今、在来風呂は私自身とても勉強になりました。

庭が出来上がるのも楽しみ。。

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ということで皆さん見に来てください!

今月末に完成見学会を行います。今回はなんと同プロジェクトの工事中の京町屋も見ることができます。

ビフォーアフターが一気に見られる貴重な機会です。

京町家で心地よく暮らせるお手伝いができればと思っています。

Ms建築設計事務所さんにお邪魔しました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

窓を開けると風が通って、外で過ごすのが気持ちの良い季節になりましたね。

夜は薄手の服と羽毛布団で心地よく眠れる一番好きな時期です。

さて、少し遡りますが先日はMs建築設計事務所にご招待いただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

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清水社長が去年のエコハウス大賞で三澤先生とご一緒したご縁でお食事会への招待を頂き、

私も行きたい、、と駄々をこねて連れて行ってもらいました。笑

建物は町に対しても上品に開けていて、気持ちのいい街角をつくっています。

この日は三澤先生の案内で事務所と三澤邸を案内いただき、ふみこ食堂も堪能させて頂きました。

建物は建設されてから家族構成や事務所の構成に合わせて形を変え続けているそうです。

清潔に保たれていることや、箇所に設えられた骨とう品を見ると、先生が手をかけて大切にされていることがよくわかりました。

事務所とご自邸は森のような庭を介して繋がり、そこにアップルパイ屋さんという別要素が組み込まれた、

いろんな人や小さな動物が集まる小さな「むら」のような場に感じました。

 

そして、インスタグラムを拝見していて楽しみにしていた、ふみこ食堂

三澤先生がスタッフのために週に何度かお昼ご飯を提供しているようで、いつもおいしそうな写真がアップされています。

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この日はシーフード グリーンカレー、カレーゴマライス、蒸し鶏のサラダ、ホタルイカとミモザのサラダ、デザート!

見た目の華やか、もちろん、美味しくっておかわりしちゃいました。

皆さんと和気あいあいとお話しながらのご飯会はとても楽しく、素敵な経験をさせて頂きました。

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今度は大江ビルヂングにも遊びに来てくださいね。

ごちそうさまでした。ありがとうございました。

豊中の家 構造見学会のお知らせです

こんにちは、スタッフの森岡です。

寒い日が続きますがいかがお過ごしですか?

私が住んでいるアパートは寒くて、たまに建築中の現場の方が暖かいのでは、、と感じます。

さて、豊中の家は大工工事が進んでおります。

そして、一年ぶりの構造見学会を今月末に開催します!

構造見学会をする理由、それはお家が完成すると見えなくなる部分をみてもらうためです。

仕上げの造作家具を綺麗に作ることももちろん大切、壁を左官やクラスで綺麗に仕上げることも大切、

だけど、家の構造・断熱・気密がどのように作られているかはそれと同じくらいとっても大切です。

私の家は寒いですが、その理由は完成した今ではよくわかりません。

わたしたちの家が暖かくて、地震にも強い理由をちゃんと知って欲しいなと思います。

このお家のプランを紹介しますと、

アウトドアが好きなお施主さまのために、ロードバイクが置けるよう広々とした玄関や、外とのつながりを感じるデッキ空間、敷地の形状を活かしたお庭が魅力です。

リビングはダイニングから一段上がり、少し街を上から見下ろせるコックピットのような、カーペットが敷かれた特別な空間になる予定。
大きな吹き抜けが広がりを与えると同時に二階は階高を抑え、少しこもれるような落ち着きを与えています。

構造見学会ではまだ完成していませんので、是非、完成見学会と合わせてお越しいただきたいなと思います!

夢の家フェスティバル2024♪

こんにちは、スタッフの森岡です。
夢の家フェスティバル2024のレポートです。

今年もお越しいただいたみなさまはありがとうございました♪
今回は子どもたちと一緒に本棚を作成しました。

キットは事前に大工さんに作成頂き、、子どもたちにはインパクトを使って組み立てるという作業を手伝ってもらいます。
インパクトなんて使ったことがない子がほとんどなので、中には大きな音にびっくりしてしまう子もいましたが、みんな出来上がったら嬉しそうに持って帰ってくれました。
自分が作ったものはやっぱり愛着が生まれますよね。
こんな機会のおかげでものづくりに興味をもってくれる子が増えると嬉しいなと思います。

また、今年は夢の家フェスティバルも10周年!なので、普段よりも参加する企業さんも多い中、特別ステージも用意されて、そこで丸太早切り競走を行いました!
トーナメントで勝ち残った5名と、ダイシンビルドの大工でいざ勝負です!
※ハンデとして子どもたちは丸太の半分までカットしてあげました。
さて、勝敗は、、、?

小学生の男の子が1番!女の子が2番!大工が3番!でした。笑
なかなかの盛り上がりとなりました。

実は予行練習で私も直径12センチの丸太を切りましたが、3分で汗だく💦
来年も行うか未定ですが、機会があればチャレンジしてみてください。

お越しいただいたみなさんとご協力いただいた大工さんたち、どうもありがとうございました😊

ANATOMICA京都について

こんにちは、スタッフの森岡です。

京都市中京区の店舗がついに完成しました。

無事にオープンを迎え、お店も盛況とのことで、嬉しい限りです。

パリに本店を構えるブティック「ANATOMICA」さん。

店舗と住宅では建物に対する考え方も異なります。

デザインイメージをどう形にするか、「町家」という不安定なベースを相手に、足したり引いたり、あとは治したりしながら職人さんたちと作り上げました。

潰して新しいものを建てる。おかしなことではないと思いますが、自分が作ったものがそんな風にされたらやっぱり悲しい気がします。

この町家は残していく価値がありました。デザイナーさんともできるだけ元の建物を生かすということを大切にしていました。この町家を建てた当時の人は後世、まさかこんな形でまた人々に

使ってもらえるなんて思ってもいないはずです。

だから、既存の建物に手を加える手法を考えることと、あとは自分が作ったものもいつか別の人が残したいと思ってもらえるように、デザインしたいと思いました。

ANATOMICA 京都店

https://www.daishinbuild.com/info/anatomica-kyoto.html

皆さんもぜひ足を運んでみてください。

(私もジーンズ買っちゃいました。)

事務所の模様替えレポート

こんにちは、スタッフの森岡です。

昨年にお引越しをした新事務ですが、少しずつ手を加えていっております。

その様子を少しご紹介。

先日はドライエリアに5×緑のプランターを設置しました。

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ドライエリアというのは、地下室に開口部を設けるために建物の周辺の地面を掘って作ったスペースのことです!

なので、地下だけど時間によっては日も入るし、雨も入ってくる、不思議で魅力的な空間なんです。

いろんな樹種がミックスされたプランターを6つほどおいてみたのですが、目線の先に緑があると豊かな気持ちになります。

今は、冬なので比較的おとなしい植物たちですが、いずれ大きく育ってデスクの前が緑でもしゃもしゃすると面白いなと思います。

この商品は敷地的に大きくお庭が取りにくい時や、マンションなんかでもこのプランターなら扱いやすいので、おすすめです。

 

ライトアップしてもなお良し。

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さて、水やりに少し苦戦しているのですが、、、どのように水をやっているかはご想像にお任せします。笑

 

業者会を行いました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

年の瀬になってきましたね。

先日は業者会を行いました。いつもお世話になっている業者さんに集まっていただき、

今期の会計報告と、現場でのマナーや安全管理の共有を行いました。

いくら良い設計ができても、それを施工してくれる職人さんがいないと家は建ちません。

そんな職人さんが精度高く、安全にまた気持ちよく仕事をしてもらうために、私たちが心がけることはたくさんあります。その思いを清水社長から皆さんに伝えていました。

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ダイシンビルドは良い職人さんに恵まれています。

多くの職人さんはお客さんと直接会う機会はほとんどないですが、大工さんの他にも多くの職人さんによって家は造られているということを、たくさんの人に知ってほしい!

だからこのブログなんかを通してみなさんにお伝えできたらなと思っていますし、職人不足の今、皆さんの仕事を広めることも工務店の仕事の一つなのではないかと私は思います。

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さて、その後の懇親会も盛り上がり楽しい時間となりました。

乾杯の挨拶を無茶振りされる監督。だけどしっかり盛り上げてくれました。

みなさん今年も大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします!

右京の家 上棟式

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日は、右京の家の上棟式でした。

上棟式は上棟からおよそ1週間ほどを目処に執り行います。

最近は暗くなるのが早くなってきたので、紅白幕の後ろに照明をセッティング。330EFFA3-6D86-48F8-81BD-D0BFC608AA68

また、今回は大工と監督のはからいで「槌打ちの儀」も行いました。

密集した住宅地では少し気をつかってしまうので時と場合に合わせて行います。

槌打ちの儀とは「千歳棟(センザイトウ)、万歳棟(マンザイトウ)、永永棟(エイエイトウ)」と声を発し棟梁が棟木を打ち固める儀式です。

その意味とは、千年も万年も永遠にこの棟(家)が何事もなく丈夫で、家族が幸せに暮らせますようにという願いが込められています。

監督;「センザイトウ〜〜〜」

私たち;「オーーーーー」

大工さん;掛矢で棟木を打つ『カーン、カーン』

これがなかなかの迫力で私も少し感動してしまいました。

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お施主さんと、私たち、現場の人たちが一体となって無事に工事が終わりますようにと願いを込めて。

引き続きよろしくお願いします🤲

最近のこと

こんにちは、スタッフの森岡です。

コーキング練習風景。後輩たちと練習しました。

最近のお客さんで、「自身で庭に将来小屋を作りたい!」という方がいらっしゃって、負けてられない!と再び火がついています。

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普段現場に行って作業をする職人さんを見ていたり、話を伺うことはたくさんありますが、

やはり、「自分でする」こともとても大事だと最近常々感じています。

1/1でものを見ることで、そこには時間やお金、人が見えてきますし、

そういうものは図面を書くだけではわからないです。

 

なんて偉そうに言いながら、コーキングと塗装くらいしかまだ着手していません。。

来年はモルタルを練りたいと思っています!

河井寛次郎記念館 について

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日「河井寛次郎記念館」に訪れました。私の好きな建物の一つです。5B12E853-D80E-4382-98BF-9F61E2B35C23

河井寛次郎は陶芸家で「民藝運動」の中心の人です。

民藝運動とは、無名の職人による手仕事によって生み出される日用品の中に美を見出す活動のことで、日本各地の焼き物や染色、漆器、木工など現代で工芸品と呼ばれるもののことを指しています。

私もこのような華美に飾らない、その地で採れた材料や色で生み出される素朴なところ、ひとが作る可愛らしさにグッとくるのです。

建物は河井寛次郎の住まい及び作業場を体験できる、また室内の家具や調度品も可愛らしいので機会があれば足を運んでもらえればなと思います。

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民藝品には綺麗に作られた既製品とは違って、どこかクスッとするような面があります。

それは「可愛い」のかあるいは「おもしろい」のかもしくは「不細工」なのか笑、

言語化するのは難しいですが、家づくりにも共通したことがあると思っていて、そういうものをいつか表現したいなと思っています。

(不細工な家は違いますが!)