もりおかの日記

舟岡町の家 改修工事を行いました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

遅くなりましたが、今年も皆様どうぞよろしくお願いいたします。

さて、京都のリノベーションが完成しました!

今回は、京都の築55年の古家の改修工事です。

まちの匠ぷらす」という京都市の補助金を取得することも今回のミッションでした!

 

◆改修前

IMG_5594 (1)

↑ 家の3方が建物に近接しているなんとも京都らしい(汗)条件下。

室外機がえらいところに付いていたり、ガス管がすごいルートで通っていたり。

やりごたえがありそうです。。!

20250612_235750583_iOS

↑ まずは、現地調査。裏側も周りの家の屋根がひしめき合っている感じ。

箱樋をどのように納めるか板金屋さんとも早い段階で打ち合わせ。

◆耐震改修

まずは、インスペクションを行ったのち、ホームズ君による耐震診断と補強計画を行いました。

IMG_6903 (1)

↑ 解体後改めて現地の採寸も行い、実施図の作成をします。

IMG_6908 (2)

↑ 水回りは特に腐食が激しい箇所です。

入れ替えたほうがよい柱や、梁補強をしたほうが良い箇所も現地で確認です。

IMG_6680

↑ 大工工事中盤のようす。

評点は0.3→1.2へ引き上げる計画とし、面材による補強、金物の設置、耐力壁を新規で設ける箇所に基礎の新設を行いました。

IMG_6430

 

IMG_3809

↑ 屋根も瓦からガルバリウム鋼板へ葺き替え軽量化を図ります。解体中のようす。

IMG_5001 (1)

↑ 葺き替え後。綺麗になりました!

◆断熱改修

IMG_6932 (1)

↑ 床は基本床断熱とし、壁はネオマフォーム50㎜、床下は防湿対策としてテクノガードを施工しています。

591870732607161108

↑ 天井吹き込み断熱、300㎜のフカフカのグラスウールを敷き詰めます。

夏場、現調に訪れたときは2階はかなり暑かったので今年の夏が楽しみです!

◆改修後

改修後の中で私の見どころを紹介します!

・外観

IMG_7339 (1)

↑ 京町家の「通り庇」という要素を受け継ぎつつアルミの庇を設け、上部は焼杉、下は塗装で仕上げました。

お隣の町家と足並みを合わせるように「格子」と「すだれ」も取り入れました。

・キッチン

20250612_234932565_iOS

↑ 改修前。

20260126_081423265_iOS

↑ 改修後

通り土間のように1段下がったタイル床のキッチンです。

永大産業さんのオールステンレスキッチンがLDKの顔になっています。

洗面へと続くタイルも見どころポイントです。(特に枠周り!)

DSC03135

キッチンも水回りもそうですが、基本的に設備の位置は大きくは変えていません。

・主寝室

20250715_082056372_iOS

↑ 改修前。船底天井と床の間が印象的な明るい部屋でした。

DSC03150 (1)

↑ 改修後。船底天井は天井断熱を優先して諦めた代わりに床柱はうまく再利用しました。

朝日が気持ちいいセカンドリビングのような主寝室です。

IMG_7335

IMG_7324 (1)

畳小上がりのベッド空間と名栗の床材、たっぷりの収納で全体的にゆったりと計画されています。

朝気持ちよく起きて1日を始められ、夜はゆっくり体を休められる特別な居場所になっているなあと感じます。

・居間からお庭

20250715_081744155_iOS

↑ 改修前。薄暗くじめっとした小さな外部空間がもともと奥にありました。

DSC03176 (1)

↑ 改修後。増築されていた小さな居室は減築して坪庭を設えました。

風通りもよくなり、庭の明るさがとても強く室内に入ってきます。

庭にはもみじと、足元には白川砂と呼ばれる近くで取れる材料を使い、ささやかに京都という場所性を表現しました。

 

改修工事のポイントはいかに既存住宅を読み取ること!にあると今回の工事を通じて感じました。

なるべく既存の建物の良いところは活かし、悪いところを治してあげるという考え方です。

例えばもとの構造をいかしたプランニングにすることで、建物も安定しますしコストもカットできます。

何事もバランスが大事だなあ~と身をもって感じました。

 

お施主さま、また今回も職人さんのみなさん ありがとうございました!

永く愛してもらえるお家になりますように。

スリランカに行ってきました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

あっという間に12月も中盤。師走だあ~という気分で毎日を駆け抜けています。

私事ですが、今年のお盆休みにスリランカに行ってきました!

スリランカはインドの南西にある島国で、亜熱帯地域にあたります。

今回はいくつか、「森岡的にここがよかったよ、スリランカ」をご紹介しようと思います!

IMG_0841

 

◆食べ物

カレーが有名なスリランカ。

IMG_0837

ローカルなカレー食堂にいくと、ビュッフェ式に好きなルーや野菜をトッピングして食べます。

カレーの種類も豊富で旅行の半分くらいはカレーを食べ続けていました!

他にも「コッツ」と呼ばれる米粉の麺もソウルフードで、エスニックなビーフンという感じ。

IMG_0882

全般的に味付けが日本人にも馴染みがあり、旅行中ずっとおいしかったです!

ただ、頼んだフルーツジュースは全部ぬるかった。。

 

◆気候風土と建築

私が訪れたのは8月でしたが、スリランカは平均27°くらいでカラッとしていて、とても過ごしやすかったです。

年間を通じて過ごしやすい気候のためか、建物には必ず半屋外の空間があります。

IMG_0810

そういう気持ちの良い空間で朝ご飯を食べたり、休息したり、ヨガをしたり。プールに入っては、またテラスでくつろいで。

ずっと自然と隣り合わせという感じ。癒されます。

IMG_0838

なので、たまに動物も近くにきます。笑

IMG_0972

 

ジェフリーバワというスリランカの建築家がいます。

私が好きな建築家の一人ですが、彼の建築を体感することも今回の旅の目的の一つでした。

島の西側に面するベントータという町にある、「Cinnamon bentota beach hotel」というホテルに泊まりました!

高かった。。。ですが、良かった。。。

IMG_1066

ホテルはリノベーションされており、オリジナルの姿とは少し異なるのですが、バワの要素もしっかり残っています。

宿泊2日目は早起きしてホテルを一人で散策しました。

IMG_1058

バワのホテルは他にもたくさんスリランカにはあり、ホテル目的で旅行する人も多いそう。

IMG_1069

まだまだ話は尽きないのですが、今日はこのあたりで。

少しマイナーな行先かもしれませんが、みなさんにもおすすめしたいです!

 

京都北区の家 内貼りサイディング

こんにちは、スタッフの森岡です。

急に肌寒くなりましたね。

皆さまお身体ご自愛ください。

さて、京都の北区で新たに改修工事が始まりました。

28坪ほどのちょうど良いサイズです。

先日は内貼りサイディングの工事に施主さんと立ち会いました。

内貼りサイディングとは?

3887C3E3-7F11-493D-BD10-448AA77CE7A2

その名の通り、部屋の内側から外壁のサイディングを仕上げる工事です。

狭小地で外に足場を立てて工事ができない時に登場する工法で、先にフレームを組んでそこにサイディングを落としこんんでいきます。

工具も狭いところに入るようにコンパクトなものを使います。

BD5CD425-E30E-42C0-B82A-EBB7BC8393A7

今回はお隣のブロック塀が近接していました。

これでもまだ隙間は大きいほうで、もっと狭いとき(10センチ以下)は金槌を横向きにして留めるんだそう。

京都や大阪の狭小地ではよく活躍してくれる工法です!

改修ならではの難しさと格闘しながらも大工工事が順調に進んでいます。

京田辺の家 足場がばれました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

いつの間にか梅雨も明け、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

さて、京田辺の家はついに足場がばれました!

20250703055048

この日はちょうど梅雨明けすぐの日。

玄関周りにある大きな半戸外のデッキがなんとも魅力的なのですが、

足場がなくなると、この場所にカラッとした気持ちの良い風が吹いていました。

工事中、何か打ち合わせをするときもテラスを使っていましたし、

職人さんたちもいつもこの場所に自然と集まり、くつろいだりお昼ご飯を食べたりしていました。

やっぱり、直接雨や日が当たらないこういう空間は自由に使える豊かな場所だと再確認しました。

 

この日は設計事務所の方たちと、お施主さん、庭師さん、みんなが集まって打ち合わせ。

写真はすだれの高さを決めているところです。

20250703055721

現場は内装工事に着手し、いよいよ完成が近づいているのを実感して頂きました。

夏本番!暑さに気を付けてラストスパートを駆けぬけましょう!

 

尼崎の家 2年点検

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日は尼崎の家の2年点検でした。

このお宅は私が初めて担当させていただいた思い出深い物件です。

この日は庭師さんにも同行いただいて、庭木の剪定のお手伝いと、お家の点検を行いました。

この日は2月末、春になると2階のリビングからお隣の桜がきれいに見えるのですが、もちろん咲いているわけはなく。

でもリビングのサイドボードに素敵な春の設えをしていただいていました。

IMG_4207

奥様が始めたというお花が大きな塗壁と照明と調和して、暮らしの中におもむきが生まれた気がします。

なんだかとても嬉しく思いました。

部屋の中が温かいためか、桜はすでに葉になっていました。それにも驚き。

とても寒い日でしたが、心はぽかぽか。

快適に過ごされているようで、安心。良い2年点検でした。

豊中の家 書斎

こんにちは、スタッフの森岡です。

豊中の家は大工工事が終了、内部足場を設けて内装工事が進みます。

今回は家具も普段より数が多くて、大工さんに頑張ってもらいました。

大工さんがはけた現場は静かで少しいつもさみしくなってしまいます。

なんて言っていると、タイル屋さん、クロス屋さん、左官屋さんと順番にバトンをつなぎます。

IMG_4645

左官のタッチも職人さんと一緒に確認!ありがとうございました。

さて、2階の一番奥まった部屋はご主人さんの書斎です。

IMG_4367

壁紙の色をこの部屋だけ少し明るくしました。

20250413032648

強いホワイトの色調とトップライトからの光がうまく化学反応を起こし、少し象徴的な空間になりました。

他の部屋は温かみのある部屋ですが、書斎は背筋がしゅっと伸びるような、家の中でも仕事モードに切り替えれる場になったのではと思います。

20250413033217

工事はいよいよ終盤!

とは言いつつまだまだ見せ場が多い工程が残っています。

最後までみなさんよろしくお願いいたします!

上京区 京町家のお知らせです!

こんにちは、スタッフの森岡です。

さて、上京区の京町家がまもなく完工します。

先日はすだれ屋さんと現地で打ち合わせ。

IMG_4508

 

すだれ一つにしてもどんな素材にするか、素材を変えると光の入り方が変わる。

巻き方はどうするか、日常の使い心地から考える。メンテナンスはどうするか、

このようなことを職人さんたちから教わりながら、答えを見つけていきます。

すだれなんて、ホームセンターでももちろん購入できますが、

京都で永く制作をしている職人さんにお願いすることが、町家を継承するうえで大切なことの一つなのではないかなと思います。

 

IMG_4502この住宅はとてもコンパクトですが、仕切りが少なく一つのダイナミックな空間です。  IMG_4498

作りこんだバスルームが見せ場の一つです。他の部屋とは表情が異なり、小さな別世界に来たみたい。

ユニットバスが主流の今、在来風呂は私自身とても勉強になりました。

庭が出来上がるのも楽しみ。。

20250413035622

ということで皆さん見に来てください!

今月末に完成見学会を行います。今回はなんと同プロジェクトの工事中の京町屋も見ることができます。

ビフォーアフターが一気に見られる貴重な機会です。

京町家で心地よく暮らせるお手伝いができればと思っています。

Ms建築設計事務所さんにお邪魔しました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

窓を開けると風が通って、外で過ごすのが気持ちの良い季節になりましたね。

夜は薄手の服と羽毛布団で心地よく眠れる一番好きな時期です。

さて、少し遡りますが先日はMs建築設計事務所にご招待いただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

IMG_4159

清水社長が去年のエコハウス大賞で三澤先生とご一緒したご縁でお食事会への招待を頂き、

私も行きたい、、と駄々をこねて連れて行ってもらいました。笑

建物は町に対しても上品に開けていて、気持ちのいい街角をつくっています。

この日は三澤先生の案内で事務所と三澤邸を案内いただき、ふみこ食堂も堪能させて頂きました。

建物は建設されてから家族構成や事務所の構成に合わせて形を変え続けているそうです。

清潔に保たれていることや、箇所に設えられた骨とう品を見ると、先生が手をかけて大切にされていることがよくわかりました。

事務所とご自邸は森のような庭を介して繋がり、そこにアップルパイ屋さんという別要素が組み込まれた、

いろんな人や小さな動物が集まる小さな「むら」のような場に感じました。

 

そして、インスタグラムを拝見していて楽しみにしていた、ふみこ食堂

三澤先生がスタッフのために週に何度かお昼ご飯を提供しているようで、いつもおいしそうな写真がアップされています。

IMG_4156

この日はシーフード グリーンカレー、カレーゴマライス、蒸し鶏のサラダ、ホタルイカとミモザのサラダ、デザート!

見た目の華やか、もちろん、美味しくっておかわりしちゃいました。

皆さんと和気あいあいとお話しながらのご飯会はとても楽しく、素敵な経験をさせて頂きました。

IMG_4644

今度は大江ビルヂングにも遊びに来てくださいね。

ごちそうさまでした。ありがとうございました。

豊中の家 構造見学会のお知らせです

こんにちは、スタッフの森岡です。

寒い日が続きますがいかがお過ごしですか?

私が住んでいるアパートは寒くて、たまに建築中の現場の方が暖かいのでは、、と感じます。

さて、豊中の家は大工工事が進んでおります。

そして、一年ぶりの構造見学会を今月末に開催します!

構造見学会をする理由、それはお家が完成すると見えなくなる部分をみてもらうためです。

仕上げの造作家具を綺麗に作ることももちろん大切、壁を左官やクラスで綺麗に仕上げることも大切、

だけど、家の構造・断熱・気密がどのように作られているかはそれと同じくらいとっても大切です。

私の家は寒いですが、その理由は完成した今ではよくわかりません。

わたしたちの家が暖かくて、地震にも強い理由をちゃんと知って欲しいなと思います。

このお家のプランを紹介しますと、

アウトドアが好きなお施主さまのために、ロードバイクが置けるよう広々とした玄関や、外とのつながりを感じるデッキ空間、敷地の形状を活かしたお庭が魅力です。

リビングはダイニングから一段上がり、少し街を上から見下ろせるコックピットのような、カーペットが敷かれた特別な空間になる予定。
大きな吹き抜けが広がりを与えると同時に二階は階高を抑え、少しこもれるような落ち着きを与えています。

構造見学会ではまだ完成していませんので、是非、完成見学会と合わせてお越しいただきたいなと思います!

京田辺の現場 解体が終わりました!

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日、春に着工予定の現場の解体工事が完了しました。

この場所は家の裏に山があり、その山土のおかげなのか、庭木がとっても元気。

既存の庭もなるべく残すように計画しています。

「どこからか種が飛んできたシマトネリコの木が勝手に育つんです」と、お施主さんはやや困り気味でした。(笑)

シマトネリコは外来種なので、場合によっては少し困りもの扱いをされることがありますね。

ここで、庭づくりについてもう一度考えました。

私たちは庭木を選ぶ際になるべくその土地で育つ「自生種」を取り入れています。

自生種の良いところは、その土地の気候風土にあった生き物なので、比較的お手入れが簡単でぐんぐん育ちます。

また、「苗木」を植えることも大切にしています。

マンションなどは見栄えがいいので成長した大きな木を竣工時に植えるそうです。

苗木も最初は小さいですが何年かすると大きく育ちます。

時間をかけて自分の庭の木になっていく様子をみるのも庭づくりの大きな楽しみです。

また庭木の植え方として、南側の大きな窓の近くには「落葉樹」を植えましょう。

夏は緑が生い茂り、直射日光が室内に入るのを防いでくれます。

また冬には葉を落とし、太陽の日を室内に取り込みます。

庭づくりは家づくりと大きくつながっているという風に私たちは考えています。

最近は庭が楽しくて、畑をする方や、あとから木を追加したいというお施主さんもいます。

工事の中でお客さんと芝生を一緒に植えたり、木塀づくりをしたりする取り組みもしています。

家づくりをするなら庭づくりも十分楽しんでほしいってことを伝えたいです。

この物件はまだ更地なので気が早すぎ!と言われてしまいそうですね。。

地盤調査も終わり年明けには地鎮祭、基礎着工と進めていきますよ!

さて、今年もみなさま大変お世話になりました。

インフルエンザも流行っています。ご自愛いただき良い年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。