こんにちは、スタッフの森岡です。
先日「河井寛次郎記念館」に訪れました。私の好きな建物の一つです。
河井寛次郎は陶芸家で「民藝運動」の中心の人です。
民藝運動とは、無名の職人による手仕事によって生み出される日用品の中に美を見出す活動のことで、日本各地の焼き物や染色、漆器、木工など現代で工芸品と呼ばれるもののことを指しています。
私もこのような華美に飾らない、その地で採れた材料や色で生み出される素朴なところ、ひとが作る可愛らしさにグッとくるのです。
建物は河井寛次郎の住まい及び作業場を体験できる、また室内の家具や調度品も可愛らしいので機会があれば足を運んでもらえればなと思います。
民藝品には綺麗に作られた既製品とは違って、どこかクスッとするような面があります。
それは「可愛い」のかあるいは「おもしろい」のかもしくは「不細工」なのか笑、
言語化するのは難しいですが、家づくりにも共通したことがあると思っていて、そういうものをいつか表現したいなと思っています。
(不細工な家は違いますが!)