こんにちは、スタッフの森岡です。
京都の町屋工事では2月の引き渡しに向けて工事が着々と進んでおります。
今日は左官工事について。
お家の顔になる正面は漆喰で仕上げます。
そもそも漆喰とは、古くからお城や寺社、民家、蔵などで用いられてきた建築素材で、防水性があり、
また不燃素材であることも特徴です。
漆喰にも様々な種類がありますが、今回は京町家の外観の特徴である「白漆喰」を使います。
塗り方は「下塗り」→「中塗」→「上塗り:漆喰」とまるで女性のお化粧のように何層も重ねていきます。
サイディング張りとは違って手間がかかりますし、何より職人さんの技術が要されます。
また、天気や外気温によっても作業が左右されてしまいます。
だから少々お値段が張るのも納得。。
最後仕上がった姿はしっとりと艶やかで、上品。私はとっても好きなんです。
京都の街並みを受け継ぐためにも必要な素材ですね。
さて、こちらの京町家は今月末に見学会を行います。
皆様ぜひお越しください。ご予約はこちらからお願いいたします。
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森岡日菜子
古い建物が好きです。長い間手入れされてツヤツヤな床や、そこでの人の暮らしぶり、大きく育った緑が家を覆うような姿に魅力を感じます。 これから建てる新しいお家が、時間が経って古くなるほど、魅力が増して愛着が溢れるような、そんな家作りのお手伝いができればいいなと思っています。 好きなジブリ映画は「耳をすませば」、 好きな場所は鴨川の上の方、 最近、スパイスカレーにはまっています。
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