ANATOMICA京都について

こんにちは、スタッフの森岡です。

京都市中京区の店舗がついに完成しました。

無事にオープンを迎え、お店も盛況とのことで、嬉しい限りです。

パリに本店を構えるブティック「ANATOMICA」さん。

店舗と住宅では建物に対する考え方も異なります。

デザインイメージをどう形にするか、「町家」という不安定なベースを相手に、足したり引いたり、あとは治したりしながら職人さんたちと作り上げました。

潰して新しいものを建てる。おかしなことではないと思いますが、自分が作ったものがそんな風にされたらやっぱり悲しい気がします。

この町家は残していく価値がありました。デザイナーさんともできるだけ元の建物を生かすということを大切にしていました。

この町家を建てた当時の人は後世、まさかこんな形でまた人々に使ってもらえるなんて思ってもいないはずです。

だから、既存の建物に手を加える手法を考えることと、あとは自分が作ったものもいつか別の人が残したいと思ってもらえるように、デザインしたいと思いました。

ANATOMICA 京都店

皆さんもぜひ足を運んでみてください。

(私もジーンズ買っちゃいました。)

豊中の家 打ち合せ風景

こんにちは、スタッフの森岡です。

豊中のお家がまもなく着工を迎えます!

打ち合わせも煮詰まってきて、電気や内装の仕上げのお話しが進んでいます。

この日は事務所でサンプルをたくさんみながらの打ち合わせ。

サンプルは単体で見るよりも、組み合わせてみることが大切だと思っています。

好きなものばかり寄せ集めても仕上がりがバラバラになってしまいます。

全体をイメージして考えることが大事。

今回はお施主さんのご希望で、床の仕上げに堀田カーペットを敷く予定です。

お施主さんは工場まで見学にもいって頂きました。

カーペットの色味が部屋にアクセントを与えてくれるのと、やっぱり堀田カーペットの足触りが今からとても楽しみです。

来年の夏には快適に過ごしてもらえるように。

打ち合わせも工事も頑張っていきましょう!

浄土寺の家 見学会のお知らせ

こんにちは、スタッフの森岡です。

左京区浄土寺では古家の改修工事が進んでいます。

27坪の大きさですが、狭さを感じさせないダイシンビルドが得意なサイズ感のお家です。

普段の私たちの仕様に京町屋のアイテムを落とし込んで、街にも馴染むように計画しました。

1階の壁には中霧島の左官壁を用いています。蒸し暑い京都ですが、中に入ると比較的さらっとした心地よさを感じます。

アーチの壁も綺麗に仕上げてくれました。

庭の植栽は、植物のことを想って少しお預け。涼しくなったら仕上げます。

杉皮の塀と緑のコントラストが楽しみです。

あと、2階のホールはご主人さんの書斎なのですが、ここに面する廊下からはなんと大文字焼を眺めることができる特等席なんです。なんとも贅沢!

さて、このお家は8月25日完成見学会を行います!こちらよりご予約をお願いします。

暑い夏に、私たちの涼しい家を体感していただきたいなと思います。

皆様のお越しをお待ちしています。

京都で夏を過ごしています

こんにちは、スタッフの森岡です。

お盆休みも終わりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

皆様ご自愛ください。

私はお盆休み中に「丸福樓」の館内ツアーに行ってまいりました。

丸福樓とは京都 任天堂の旧本社ビルを安藤忠雄さんとのコラボでホテルに改修された施設です

宿泊はリッチすぎるので、諦めて、、館内のツアーと併設するレストランで食事ができる体験に参加しました。

1930年に建築され今も大事に残された建物は、当時のアールデコの様式が箇所に見られました。

建物や家具、内装に使われている当時の素材は今も綺麗でいい味を出しています。

食事もとっても美味しくて、機会があればぜひ足を運んでみてください。

さて、同じく京都の市内では店舗の改修工事が進んでおります。

9月中旬のオープンに向けて架橋を迎えています。店舗なので、住宅とは考え方が大きく異なり、京町屋をどのように魅せるのか。

今回は「ベリタスアカデミー」でデザインをお願いしたmangekyoさんとのお仕事です。

ブティックのコンセプトが空間のコンセプトにも組み込まれていて、斬新なアイデアにワクワクしています。

四條畷の家 見どころ

こんにちは、スタッフの森岡です。

今日は来週末の見学会に先立って、「四條畷の家の見どころ先取り!」の回です!

このお家はバリアフリーを基調としていて、一階は広々としたワンルームのような家族の居場所です。

ただ、お客様がきたときにはプライバシーを守れるよう、建具やカーテン等で可変的に空間を区切れるようにしています。

キッチンの周りも造作の家具で立ち上がりをつけることで、直接手元が見えないような配慮をしています。

奥の洗面室も引き込み戸で仕切ることもできますが、普段は扉は開けておいてリビングと一続きで明るく使えますし、なんとなく奥にまだ空間があるワクワク感を与えてくれますね。

また、限られた1階にはいろんな場所に工夫して収納を散りばめました。

階段下にも隠し部屋のような収納があるんです。

また、2階は1階とは違った雰囲気で、少し小屋裏部屋のような絞った天井高が安心感を与えてくれます。

機能的な1階とは違って、2階は使い方がはっきりとは決まっていない自由で豊かな居場所になりそうです。

天井についているのはハンモックの金具です、昼間はお子さんの遊び場、夜はご夫婦が読書を楽しんだりするセカンドリビングのような。

2階からは街路樹が良いアクセントになっています。

このお家では、バリアフリーの寸法感や選んでいる素材も体感してもらえると思います。

ご予約はこちらからお願いいたします。みなさまのお越しをお待ちしております!

交野の家 いよいよお披露目会です

こんにちは、スタッフの森岡です。

交野の家では今週末に完成見学会を行います。

さて、今日は私的な見どころを少し先取りしてご紹介しようと思います。

◆洗面室

いつものTOTOの病院用流しにミズタニバルブのシャワーホース付きの水栓を使用しています。

タイルは名古屋モザイクの「イリーデ」。焼き物の感じが温かみがあって、洗面室に優しい印象を与えます。

正面の鏡は建具屋さんによるダイシンビルドオリジナルです。鏡の面は建具でスライドするようになっていて、見せたくないものは扉の裏に隠せて収納もばっちりできます。

◆キッチン

キッチン本体はタニコーさんの業務用のステンレス製です。下部には無印良品のゴミ箱や収納を入れられるようにお客様がコーディネートしています。

リビングの和紙の感じとは少し異なって白を基調とした清潔感のあるタイルとキッチンパネルで内装を仕上げました。

背面にはひとクセある収納があって、それは是非実物を見てほしいのですが、まさにお料理好きの奥様のために考えられた居場所です。

ここを私たちはキッチンではなく「厨房」と呼ぶことにしています。。

◆アプローチ

リズムを刻んだ石板と石は、ダイシンビルドの庭師さんの遊び心。

玄関までの道はわずかであっても心が弾むデザインにしたいと思っています。

周りは土で仕上げていますが、ここには将来お施主さんがご自身で石やレンガを敷き詰めるそう。

まだ見どころはありますが、皆さんぜひ実際に体験していただきたいなあと思います。

予約はこちらから行えます。お越しをお待ちしております!

四條畷の家 勾配天井

こんにちは、スタッフの森岡です。

四條畷の家は大工工事がぐんぐん進んでおります。

上棟後はお施主さんとの打ち合わせは現場で行うことがほとんどで、なるべく工事の進捗を実際にみてもらえるようにしています。

特に断熱気密の施工は肝になる部分ですが、家が完成すると見えなくなってしまいます。

だから、打ち合わせを通じてみてもらう、それに加えて写真で管理も行います。

私たちも毎日現場に足を運べたら一番ですが、なかなか難しいので現場の人から送ってもらう写真で確認する、記録を残す、ということを心がけています。

さて、このお家の魅力の一つに2階のぐっと抑えた階高があります。

勾配がかかった天井は部屋にメリハリを与えてくれます。開放的な1階とのコントラストも面白い。

少しトリックアートのようにも見えるスタッフ坂本を添えて。。

東豊中の家 アフター

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日は東豊中の家にメンテナンスで伺いました。

みぞれもちらつく寒い日でしたが、室内はなんともぽかぽか!床暖房を使用しているため足元の不快な寒さが全くなく、お話しを聞いているとこの冬、暖房はまだ使用はしたことが無いとのこと。。

施工した側ではありますが、そのような声を聞くとやっぱり「ダイシンビルドの家、すごい!」と、素直に思ってしまいます。

DIYの域を超えたご主人さんによって、工事後よりかなり室内のグレードが高まり、あれ、2期工事した??と思ってしまうほど。

住まいの近況を聞かせていただき、楽しみながら快適に過ごされていることを確認できて、良い点検になりました。

京町家 完成にむけて

こんにちは、スタッフの森岡です。

夏から始まった京町家の改修工事がついに完工しました。先日は施主さんのご厚意で完成見学会を行わせて頂きました。

雨の寒い日でしたが、室内の暖かさを体感してもらえたのではないかと思っています。

町家の改修に大きく携わったのは実は初めてで、たいへん多くのことを学ばせてもらいました。

新築は大まかな道筋が予想できるのに対して、改修は読めない部分がたくさんあり、手がかかります。手がかかる分やはり現場に対しても思い入れが大きいのは間違いありません。

なので、仕上げも自分でできるところは手伝うことにしました。

いつもとは少し違ったポジションで物件を見れて、苦労した面もありますが、改めて家づくりって楽しいなと思えました。

交野の家 キャンパス

こんにちは、スタッフの森岡です。

交野の家は大工工事が完了、内装工事もラストスパートを迎えております。

さて、交野の家はダイニングにアクセントになる壁があります。こちらは杉の羽目板を使っていて、奥さんが将来たくさん植物を飾るようなのですが、植物が散りばめられる様子をイメージすると大きなキャンパスのように思えます。

小さい頃、柱に家族の身長を記したことがある方は多いのではないでしょうか。

普通の壁にはそういうことってしないけど、木はそういう行為を許してくれるというか、手を入れることを喜んでくれている気が私はしています。

傷ができてもペーパーをあてたり熱を与えることで治せますし、本当に優秀な素材だなと最近改めて思います。

まだまだ先ですが、今から将来の点検が楽しみだなあと思っています。