西伊織町の家 基礎工事

こんにちは、スタッフの森岡です。

西伊織町の町家では基礎工事が進んでおります。

と言っても新築ではないので普段の進め方とは大きく異なるわけで、基礎屋さんとあれやこれやと打ち合わせを踏まえ慎重に。

既存の束石は周りに鉄筋組んでコンクリートで覆って補強します。

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出来上がると見えなくなる部分ですが、こういう部分にも新旧の処置が施されているのです。

「住宅医」という言葉を聞いたことがありますか?

既存住宅の調査、診断、改修、維持管理を行うような人のことを指しますが、

特に改修において設計・施工するものはお医者さんのような役割があると思います。

悪いところを見つけて治してあげる、元気にしてあげると言った感覚です。

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町家の伝統工法にある先人の優れた知恵を引き継ぎつつ、現代の技術で建物が元気になるような仕事ができればと思っています。

大和郡山の家 ランドリー

こんにちは、スタッフの森岡です。

大和郡山の家は間も無く完工、お引き渡しへと歩を進めております。

このお宅は2階に広々とした洗面室とサンルームがあります。2FFFDE7B-DCDC-43E4-BD08-0593846A4DCF

洗面室はお風呂と合わせて水回りという扱いで、どうしてもお家の奥の方に追いやられることが多いですよね。

ただ、朝一番に顔を洗ったり1日をはじめる場所ですし、歯を磨いたりするときふらふらとベランダに出たりすることありませんか?やっぱり1日の支度をする場所も明るくて清潔な気持ちの良い場所であってほしいなと私は思います。

あと女性の方は自然光のもとでお化粧をする方が発色がよくわかります。

今回は清潔感のあるホワイトのモザイクタイルで、キュッとまとめました。

よく使う大きな病院用流しとの相性もとてもよいです。

素敵なランドリールームになったと思います!

東豊中の家 2期工事

こんにちは、スタッフの森岡です。

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

さて、先日は東豊中の家にお打ち合わせで伺いました。CE0D70F1-91C3-4A6F-A7A7-76239065B9F1

打ち合わせ内容はお隣さん側に追加で塀を建てるのと、植栽も追加されたいとの事。

芝生のお手入れは大丈夫かなと少しばかり心配していましたが、

ご主人さんがかなり手をかけてくれているようで、散髪したての青年のあたまのような

爽やかなお庭になっていました。

家づくりのおかげで庭や植物に興味を持ってくれるようになる方も多く、

このように愛着を持ってくれていることがわかるととっても嬉しくなります。

(特にご主人さんがはまるという例が多いです。笑)

もちろん家の方も同じで、部屋がお客様のしつらえで染まってくさまや、

例えばお子さんの落書きなんかを見つけると、あちゃ〜と思う反面少し嬉しくなったりするんです。

いろんな形で手を入れてもらえることを点検や写真撮影のタイミングで見つけては嬉しくなっています。

高石市の家 庭づくりに向けて

こんにちは、スタッフの森岡です。

高石市の家は4月の中旬に無事棟が上がりました。

大工工事は着々と。

家の大枠が見えてきたのでお庭の打合せも進んでいます。

先日は今回担当頂く造園屋さんに縁あって普段の庭仕事をお施主さんと一緒に案内して頂きました。

普段はお寺の庭管理をメインにされている造園屋さんなので、京都の庭を見学させて頂きました。

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いつも何気なくきれいだなあと見ている石や木もそこにある理由がちゃんとあって、そういうことを教えて頂きながら庭を見させてもらうという何とも贅沢な経験でした。

庭を巡りながら、「この木うちにも植えたいです」というような会話も出来て、庭づくりがぐんと楽しみになりました。

庭のイメージはあってもどの木を植えるかなんて少し難しいと思います。

普段、見学会に来られる方はやはり家の中をメインに見られるとは思いますが、是非庭の樹木も見てもらって、お気に入りを見つけてほしいなあと思いました。

何より造園屋さんの普段の仕事のようすから見えてくる、庭に対する思いと庭仕事に対する情熱が感じられた1日でした 。

お家も負けず劣らず!全部が仕上がったときに満足いただけるように頑張りましょう。

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ちなみに私が見つけたお気に入りは小紫陽花。可愛い~

大きな鏡と見学会のお知らせと

こんにちは、スタッフの森岡です。

中京区の家は今月末に完成見学会を行います。

見どころたくさん、思いがたくさん詰まった家がもうすぐ完成します。

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先日は「大工戻り」、といって大工さんは内装工事が始まるまでを目処に現場を離れますが、階段の据付など、また間を空けて戻ってきてもらうことがあります。

この日は階段と、このお家の見どころでもある大きな洗面カウンターの取り付けで戻ってきてくれました。

そんな洗面室には大きな鏡がつくのですが、これが中々の重量と、失敗が許されない緊張感。

私はそばで見守っておりましたが、みなさんのファインプレーで見事、鏡がつきました。

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ありがとうございました。

大きな鏡のおかげで空間が広く見えます。

そんな中京区の家は今月24日、25日と完成見学会を行います!

予約制となっておりますので、こちらからご確認頂けます。

みなさまのお越しをお待ちしております^ ^

吉野ツアー2023

こんにちは、スタッフの森岡です。

先日は弊社のイベント「吉野ツアー」を開催しました。

 

ダイシンビルドの家づくり中で、構造材は紀州(和歌山)か吉野(奈良)の地域産の材木を使用しています。

今回は奈良県は吉野、吉野山と製材所に見学に伺いました。

毎年開催していましたがコロナで中止が続いていました。なので数年ぶり!私も初参加でした。

当日は50人近くの方が集まりました。お越しいただいた皆さんありがとうございました。

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まずは、山守さんと一緒に吉野の山登り。

山守(やまもり)さんとは名前の通り山を守る、管理する人のことです。

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吉野の山を最初に訪れたとき山がきれいだなあ感じました。

人が管理をちゃんと行っている山は明るいんです。それは木を間伐して、地面にも光を届けているから。

時々この山は暗いなあと感じることがありますが、それは人の手が行き届いていないということなんです。

山守さんや製材所の方にそんなお話を聞きながら山を登り、帰りは少し(いやかなり?)険しい山道を下り広場へ。

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平坦なルートもあるので、お子さんがいる方はそちらを歩かれましたよ。

お昼は広場でお弁当。運動後に自然の中で食べるお昼ご飯は格別でした!

 

木の成長サイクルはおよそ30~50年。

林業のすごいなと感じるところは、今取り組んでいることが明日、明後日結果が出るのではなく

何十年後の代が変わったときに分かることです。

山守さんの山に対する愛情や次世代に繋げていきたいという思いがひしひしと感じらました。

 

弊社の企業理念には「建築業を通じて地域社会に貢献をする」というワードがあります。

ここでいう地域社会というのは地域の林業です。

地域産の材を使うことで地域の林業を応援できます。林業が動くということはその山を守るということにつながります。

美しい吉野の山を守るために私たちが出来ることは、むやみに外国産の材を使うのではなく、

地域の材木を使う、シンプルだけどそこには大きな役割があることに気づきました。

 

序章

こんにちは、スタッフの森岡です。

京都夏の陣、始まる。。

事務所は少しざいついているのと、燃えている大工がいます。

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なんて、少し大げさですが先日は現調に伺いました。

いつもお世話になっている事務所さんとのお仕事です。

この地域は私にとっては少し思い出の場所でもあり、気が引き締まる思いです。

熱い夏になりそうですね。宜しくお願いいたします。

東豊中の家 帆上げ

こんにちは、スタッフの森岡です。

東豊中での家では大工工事が進んでいます。そんなこの日は現場打ち合わせでした。

 

また、この日現場には会社の帆が高々と上がりました。0BCE2D60-8F5F-4887-8875-E549A4ED7574

船長(現場監督☺️)に取り付けてもらいました。ありがとうございます。

去年にデザインを新調しまして、風になびいている様子を見ると個人的に嬉しくなります。

大工工事から足場払いのおよそ2、3ヶ月の間の期間限定で取り付けています。

少し目に入れてもらえると嬉しいなあと思います。

中京区の家 庭へ

こんにちは、スタッフの森岡です。

中京区の家では、安定の布陣で大工工事がグングン進んでいます。

お家の見どころはたくさんありますが、見どころの一つに外観の大きな庇があります。

玄関前と庭に続くガレージに大きな屋根がかかっています。

ガレージとして使うこともあるようですが、普段は何に使おうか。CAFCB7A9-CBDB-4858-B544-B03B8CC2CE49

こういう用途がはっきりと決まっていない半屋外空間は何でもできる豊かな場所です。

椅子を出して外でご飯を食べてもいいし、日曜大工をする場所にもなりそうです。

あとは町に緑の景色を与えるトンネルのような、そんな町とのクッションになるんじゃないかと思います。

京町家には玄関に入ってすぐにミセと呼ばれる半パブリックな場所があって、そこは商いを営んだり、人が入ることをゆるすような場所がありました。

そういう考え方を現代の人の価値観に合わせて家に取り入れて行けたら面白いなと思います。

少し話が飛躍しちゃいましたが、瓦も葺いて素敵な玄関周りが仕上がってきています!

東豊中の家 上棟

こんにちは、スタッフの森岡です。

東豊中の家では、コンクリートの打設が終わり上棟。

地階がコンクリート造、地上1階が木造の混構造です。

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設計事務所さんとお仕事をさせていただいているので、普段のダイシンビルドの家とは異なる仕様が多く、初めてのことばかりですが、大変刺激的で面白いのです。

ここで、私は初めてコンクリート造の躯体を体験した訳で、やはり木造とは違う無機質さと洞窟のような心地の良い暗さ。暗さゆえに切り取られた開口部からの光に圧倒されます。

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お施主様のご希望で、地階はまるで倉庫のような荒々しい仕上げで、普段は隠すような配管なども露出してくるのですが、私も大賛成。地階と1階の空間のコントラストが楽しみですね。それをつなぐ階段も印象的です。

設計の先生は意匠もさながら、北海道で設計をされていることもあり、断熱に関する知識にも長けた方です。

冬の暖かさと夏の涼しさについて、木造とコンクリート造、いろんな視点から体感するのがとても楽しみです。引き続きよろしくお願いします!