こんにちは。スタッフの森岡です。
問題です。この建物なんだと思いますか?
答えは「丸太小屋」です。そして、ここは京都市内から北西に30分ほど「中川」という集落です。
丸太小屋って?
まずは、床の間にある床柱を想像してください。丸太小屋はこの床柱を生産するための建物で、かつて床柱の生産のほとんどが中川で行われていました。
この建物は長尺の丸太を乾燥したり保管するためだけにありました。現在は使用されていませんが、今も集落に多く残っていて中川の特徴的な景観をつくっています。
街の中のビルはどれも同じような外観で、中で人が何をしてるかなんて全く分かりません。
私は集落に残る建物にパワーを感じるのですが、それはその地域の人々の生活や、生業(職業)によって作られてきたという、「歴史」があるからだと思います。
ふう。こんなに熱く語ったのには訳があって、中川は私が大学の卒業設計をした思い出の場所だからです。京都は町屋だけじゃなくて自然豊かなこんな場所もあるということをもっと知って欲しいなあ、集落の皆さん元気かなあ、という想いで本日は書きました。
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森岡日菜子
古い建物が好きです。長い間手入れされてツヤツヤな床や、そこでの人の暮らしぶり、大きく育った緑が家を覆うような姿に魅力を感じます。 これから建てる新しいお家が、時間が経って古くなるほど、魅力が増して愛着が溢れるような、そんな家作りのお手伝いができればいいなと思っています。 好きなジブリ映画は「耳をすませば」、 好きな場所は鴨川の上の方、 最近、スパイスカレーにはまっています。
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