こんにちは、スタッフの森岡です。
先日は弊社のイベント「吉野ツアー」を開催しました。
ダイシンビルドの家づくり中で、構造材は紀州(和歌山)か吉野(奈良)の地域産の材木を使用しています。
今回は奈良県は吉野、吉野山と製材所に見学に伺いました。
毎年開催していましたがコロナで中止が続いていました。なので数年ぶり!私も初参加でした。
当日は50人近くの方が集まりました。お越しいただいた皆さんありがとうございました。
まずは、山守さんと一緒に吉野の山登り。
山守(やまもり)さんとは名前の通り山を守る、管理する人のことです。
吉野の山を最初に訪れたとき山がきれいだなあ感じました。
人が管理をちゃんと行っている山は明るいんです。それは木を間伐して、地面にも光を届けているから。
時々この山は暗いなあと感じることがありますが、それは人の手が行き届いていないということなんです。
山守さんや製材所の方にそんなお話を聞きながら山を登り、帰りは少し(いやかなり?)険しい山道を下り広場へ。
平坦なルートもあるので、お子さんがいる方はそちらを歩かれましたよ。
お昼は広場でお弁当。運動後に自然の中で食べるお昼ご飯は格別でした!
木の成長サイクルはおよそ30~50年。
林業のすごいなと感じるところは、今取り組んでいることが明日、明後日結果が出るのではなく
何十年後の代が変わったときに分かることです。
山守さんの山に対する愛情や次世代に繋げていきたいという思いがひしひしと感じらました。
弊社の企業理念には「建築業を通じて地域社会に貢献をする」というワードがあります。
ここでいう地域社会というのは地域の林業です。
地域産の材を使うことで地域の林業を応援できます。林業が動くということはその山を守るということにつながります。
美しい吉野の山を守るために私たちが出来ることは、むやみに外国産の材を使うのではなく、
地域の材木を使う、シンプルだけどそこには大きな役割があることに気づきました。
森岡日菜子
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