まず焼杉の作り方。
4mの杉板を3枚、三角形に組み立てます。と、簡単に言いましたが、恐らく杉板は結構な重量な上に、この組み方が後の焼く作業を左右する重要な工程になるのだそう。組み立てが終わると、いよいよ着火。三角形の内側に火をつけて、しばらく燃やしたあと、立てかけます。すると、まるで杉が煙突のように煙、炎が出ます!満遍なく杉が焼けるように微調整を加え、およそ2.3分で完成。もっと焼くのに時間がかかるものだと思っていましたが、それだと「焼け杉」になるんですって😂でも、この絶妙な焼き加減が難しそう。
こうして1枚1枚本当に手作りで製作して頂いていることがわかりました。これから焼杉でお家づくりをしようと思う人にも勿論、もう焼杉のお家に住んでいる、というお施主様にも伝わるといいなと思いました。
研修レポート③
扇建築工房さんの事務所と焼杉の作業場を見学させて頂きました。最近の家づくりで使用する天龍焼杉は扇建築工房さんから購入しています。
事務所から車で一時間程、山の中の作業場に向かいました。まず驚いたのは、作業場がどう見ても学校のプールだったこと。廃校になった小学校のプールを譲り受け、そこを作業場として使っているそうです。次に驚いたのは、4mものの焼杉を完全に人力で、しかもたった1人で作っていたこと。
いつも注文している商品の作り手、その作業風景を生で見ることができ、とても貴重な経験になりました。
研修レポート②
マルベリーハウスさんのモデルハウスを見学させて頂きました。訪れた時、誰かが住んでいると思うくらい生活感というかあったかい印象を受けました。キッチンや建具、タイルに併せてセレクトされた家具や雑貨もマルベリーハウスさんののイメージを作っている、そのような印象でした。また、それをみたお施主様も同じ物を購入することがあるらしく、「お揃い」というと軽く聞こえるかもしれませんが、なんかいいなと思いました。
庭もとても素敵で、デザインされた庭というよりは、自然に任せて少し野生な感じ、でもまとまりがあると思いました。これは植物のことをちゃんと知って選ばないと出来ない気がします。お庭で採れたハーブで淹れていただいたお茶もとても美味しかったです。ありがとうございました。
研修レポート①
先日の社内研修の記録を順にお伝えしようと思っています。
樹々匠さんのモデルハウスを見学させて頂きました。まず目に入るのは庭!平家なだけに建物は緑に埋もれてひっそりと佇んでいるような印象を受けました。広々としたLDKはワンルームでありながら、レベル差や床材の違い、家具によってLとDとKのメリハリもあるように感じました。LDKが現在の標準的な間取りになっていますが、私は何かしらの区切りも必要だと思うので、とても勉強になりました。ありがとうございました。
いい香り〜
こんにちは。スタッフの森岡です。
最近ハマっているものがあります。それは「お香」です。このお洒落なお香は友人から頂いたものなのですが、他にも何種類か持っていて、色んな香りを楽しんでいます。無印良品なんかにも売っているので是非試してみてください^ ^
エイッ エイッ
こんにちは。スタッフの森岡です。
先日、ついに地鎮祭デビューをさせて頂きました。実は打ち合わせの同席もこのお家作りで初めて経験させてもらっています。だから、色んなことが半年前とは全然違って見えています。街の雰囲気もどこかピシッとしていて、自然と背筋が伸びている気がします。これからよろしくお願いします!
インターンお疲れ様です!
こんにちは。スタッフの森岡です。
先日、約1週間ほどインターン生が来てくれました。私も1年前はまだインターンに行ったり就活したりしていたので、まさかこんなにも早く迎える側になるとは。。。
正直、私は数日のインターンなんかで会社のことなんてわからんかったやん、と思います。でも、インターンって会社のことを学ぶというより、自分のことをちょっと知る場だったのかなと思います。その会社の人と話したり、社風を見たりすることで、自分がどんな場所でどんな雰囲気で働きたいのか、何が好きで嫌いかがなんとなく、本当にはんとな~~~くわかる。だから、行くべし、と私は思います。今回来てくれた二人も何か新しい自分の一面を見つけてくれていたら嬉しいなと思います。
狙うはカブトムシ
こんにちは。スタッフの森岡です。先月の出来事、朝いつものように出社すると事務所の玄関先に、なんとクワガタがいました。どこから来たんだ。ちなみにここ1,2年で私は3回くらいクワガタに遭遇しています。わたしがクワガタを引き寄せているのかもしれません。
庭づくりのヒント?
こんにちは。スタッフの森岡です。
先日は松井ヶ丘の家で外構打ち合わせでした。上棟が終わると外観や、家の中からの眺めを考えながら、外構のデザインが始まります。
打ち合わせの中で庭師さんはよくお客さんに「好きな植物はありますか?」と尋ねます。緑は好きで庭づくりに憧れていてもなかなかこの質問に即答出来る人は多くない気がします。家づくりを考えている方はいつか飛んでくるこの質問に答える準備をしておくといいかもしれません。
マルタゴヤ
こんにちは。スタッフの森岡です。
問題です。この建物なんだと思いますか?
答えは「丸太小屋」です。そして、ここは京都市内から北西に30分ほど「中川」という集落です。
丸太小屋って?
まずは、床の間にある床柱を想像してください。丸太小屋はこの床柱を生産するための建物で、かつて床柱の生産のほとんどが中川で行われていました。
この建物は長尺の丸太を乾燥したり保管するためだけにありました。現在は使用されていませんが、今も集落に多く残っていて中川の特徴的な景観をつくっています。
街の中のビルはどれも同じような外観で、中で人が何をしてるかなんて全く分かりません。
私は集落に残る建物にパワーを感じるのですが、それはその地域の人々の生活や、生業(職業)によって作られてきたという、「歴史」があるからだと思います。
ふう。こんなに熱く語ったのには訳があって、中川は私が大学の卒業設計をした思い出の場所だからです。京都は町屋だけじゃなくて自然豊かなこんな場所もあるということをもっと知って欲しいなあ、集落の皆さん元気かなあ、という想いで本日は書きました。